個々のアプリには当然ながら名前(タイトル)が付けられているが、最近はユーザーへの分かりやすさやASO(アプリストア最適化)を意識し、アプリタイトルにアプリのジャンルや内容説明を含めるなど、名前の見せ方に工夫を凝らすケースも増えてきているようだ。

 では、ユーザーにとって分かりやすく、探しやすいタイトルを付けるには、どのような工夫が必要となるのだろうか。ユーザーの動きやASOなど、さまざまな視点から見ていこう。

詳細情報が入り長文化の傾向にあるアプリタイトル

写真1●App Storeの「冒険クイズキングダム」というアプリの例
端末上で表示されるタイトルと比べ、実際のタイトルがかなり長いケースも増えている。
[画像のクリックで拡大表示]

 個々のアプリに付けられるアプリタイトルは、そのアプリの“顔”となる重要な存在だ。だが最近のマーケットの傾向を見ていると、タイトルは単にアプリの名前を示すだけでなく、そのアプリがどのような内容であるかを示す役割も担いつつあるようだ。

 例えばゲームアプリの場合、前後に“RPG”“パズル”などのジャンルや、価格(主に無料であることのアピール)、ストーリーやゲームシステム等に関するアプリの簡単な説明が入ることが増えている。結果としてタイトルは長文化の傾向にあり、長いものでは100文字近くに達することもある(写真1写真2)。

写真2●App Storeの「冒険クイズキングダム」というアプリの例(スマートフォンの画面)
[画像のクリックで拡大表示]

 名前に説明文が入る主な理由として次の2点が考えられる。1つは、ランキングや検索結果の表示などでアプリが一覧表示された際、アプリの内容を分かりやすく伝えることで自身のアプリを選んでもらうため。そしてもう1つは、ASOにより多くのキーワードで、かつ有利なポジションに掲載されることで、検索経由での利用者を集めるためだ。

 だがこうした施策は、やり過ぎると大本のタイトルや内容が伝わりづらくなり、かえってユーザーから敬遠されてしまう可能性もある。それゆえ単に説明を長くすればよいわけではなく、多くのユーザーに、自身のアプリに興味を持ってもらえるための名前の付け方が求められることとなる。

 では実際、現在公開されているアプリは、どのような点に工夫して名前を付けているのだろうか。マーケット内の動向から確認してみよう。

この先は会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら