「データサイエンスを採用するか、それとも死か。受け入れなければ、競合企業が先に採用するだけのことです。保守的なアプローチで出遅れた企業は、市場シェアを落とします。米国では既に切迫感が強く、そうした段階まで来ていますが、日本企業は準備ができていますか?」。

 米国を代表するデータサイエンティストである米Pivotal(ピボタル)のアニカ・ヒメネス氏はそう言って、2時間に及んだ「日米データサイエンティスト頂上座談会」を締めくくった。

 21世紀に最もセクシーな職業と形容されることもあるデータサイエンティスト。この仕事の先端を行く体現者はどんな人たちで、何が彼ら彼女らを突き動かしているのだろうか。それを確かめられる絶好の機会がやって来た。

 2013年6月中旬、米国から名うてのデータサイエンティストが来日した。米EMCグループのピボタルでデータサイエンスサービスのグローバルヘッドを務めるアニカ・ヒメネス氏である。2011年4月からピボタルに在籍し、その前は米ヤフーで6年間、データ分析に携わった筋金入りのデータサイエンティストである。しかも日本ではまだ珍しい、女性のデータサイエンティストでもある。

 彼女の訪日に合わせ、ITproでは日本を代表する2人のデータサイエンティストとの“共演”の場を用意した。

 「米国代表」のヒメネス氏を迎えるのは、「日本代表」にふさわしい2人。1人はアクセンチュア経営コンサルティング本部の工藤卓哉シニア・プリンシパル アクセンチュア アナリティクス統括。もう1人は、大阪ガス情報通信部ビジネスアナリシスセンターの河本薫所長である(写真1)。

写真1●日米を代表する3人のデータサイエンティスト。左から、米ピボタルのアニカ・ヒメネス氏、アクセンチュアの工藤卓哉氏、大阪ガスの河本薫氏
(写真:北山 宏一)
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 日本代表の2人は、まさに時の人だ。

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