Windows 8およびWindows RTの発売が近づいてきた。新しいOSはタッチ操作に最適化した新しいユーザーインタフェースなど、多くの新機能を搭載している。そこで日経BP社は日経BPコンサルティングと共同で2012年9月に、Windows 8と同RTの利用に関する調査を実施。その結果、Windows 8は認知度も高く利用意欲も高いが、Windows RTは名前も知らない人が半分ぐらいおり、利用意欲も低かった。

 Windows 8およびWindows RTに期待する機能のトップは「起動時間や動作の速度」だった。一方で、不安を感じる機能のトップは「スタートボタンを廃止した新デスクトップ」である。「画面タッチを重視した新しいユーザーインタフェース」には、期待と不安の両方が寄せられた。

ビジネスパーソンを中心に約4000人の声を集約

 調査は、2012年9月18日から9月27日にかけて、「マイクロソフト社の新OSに関するアンケート」と題し、日経BPコンサルティングのアンケート・システム「AIDA」を使って行った。4001人から回答を得ている。

 まず尋ねたのは、Windows 8/Windows RTそれぞれの認知度である(Windows 8で一つだけ、Windows RTで一つだけ)。Windows 8はIntelプロセッサ搭載マシン向けのOSでデスクトップPCからノートPC、タブレット端末まで幅広く導入できる。Windows RTはARMプロセッサ向けで、主にタブレット端末にプリインストールして提供される。同じWindowsという名前を付けた製品であるが、Windows 8とWindows RTでは認知度に大きな差があった。

 Windows 8については、「新機能の詳細まで知っている」「新機能の概要を知っている」を合計すると、39.5%に達した(図1)。「名前だけは知っている」まで含めると、94.3%と高い比率で認知されている。発売1カ月前の時点の調査であることを考えると、非常に高いと感じる。

図1●「Windows 8」をどの程度知っているか?(一つだけ)
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 一方、Windows RTについては、「新機能の詳細まで知っている」「新機能の概要を知っている」を合計しても15.1%だった(図2)。「名前だけは知っている」まで含めるとようやく50.2%になり、半分を超えた。

図2●「Windows RT」をどの程度知っているか?(一つだけ)
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 Windows 8は、Windows 7の後継製品であることが名前からも分かりやすい。Windows RTの調査結果は「Windows」という名前を付けるだけでは、認知度が上がらないことを示した。

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