10月26日に発売される「Windows 8」ではスタートボタンがなくなり、大きなタイル型のボタンが並ぶという、まったく新しいユーザーインタフェースに一新される。さらに。これまでのx86アーキテクチャに加え、新たにARMアーキテクチャ版も提供する。それもこれも、急速に広まるスマートフォンやタブレットを意識してのものだ。

まったく新しいユーザーインタフェース「Modern UI」

 Windows 8をはじめて触ったユーザーは戸惑いを隠せないだろう。Windows 8を起動し、ログインした後に表示されるスタート画面には、見慣れたスタートボタンやWindowsアイコンのボタンは見当たらない。大きな派手な色をした長方形や正方形のボックスが並んでいるだけだ(写真1)。

写真1●Windows 8のスタート画面
長方形や正方形の大きな「タイル」にアプリケーションのアイコンや、最新の情報を表示する。
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 このボックスを「タイル」と呼んでいる。タイルの中には、アプリケーションの名前やアイコンが表示されたり、写真や天気などの情報が切り替わりながら表示されるようになっている。ユーザーは、この並んでいるタイルの中から、自分の使いたいものを選んでいく。これまでのようにスタートメニューからツリー型にたどっていくのではなく、画面に並んだタイルから、それぞれのアプリケーションや機能を直接呼び出すのが、Windows 8での基本的な操作になる。

 そして、このスタート画面はこれまでのデスクトップのように1画面の中に収まらない。左右に横スクロールするようになっており、画面に表示しきれないタイルも、左右にスライドさせることで表示させて選べるようになっている。

 このWindows 8の新しいユーザーインタフェースを、マイクロソフトは「Modern UI」と呼んでいる。元々は「Metro」と呼んでいたが、正式発表に合わせて「Modern UI」と変更した。もともとMetroと呼んでいたのは、都市の地下鉄などでの案内板表示をモチーフにしたからである。具体的には、単色でシンプルながら必要な情報をわかりやすく伝えるデザインを目指したUIになっている。

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