「ファイルサービスおよび記憶域サービス」の役割には、Windowsの基本機能であるファイルサーバー機能を強化する、重要な新機能が搭載されている。

 Windows Server 2012におけるファイルサービスおよび記憶域サービスの新機能は表10のとおり。

表10●ファイルサービスおよび記憶域サービスの新機能
表10●ファイルサービスおよび記憶域サービスの新機能

データ重複除去

画面16●ストレージの利用効率を高める「データ重複除去(Data Deduplication)」機能が搭載された
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 「データ重複除去(Data Deduplication)」は、ボリューム内の共通データを自動的に検出して、ボリューム上の物理的な記憶領域を1カ所だけに整理することで、ストレージの利用効率を高める技術だ(画面16)。簡単に言えば「ハードディスク上のデータ集約」機能で、既存のファイルやフォルダーの圧縮機能とは根本的に異なる。

 システム状態データや暗号化されたファイル、32KB未満の小容量ファイルを除くほとんどのファイルに対して集約が適用されるため、平均的に従来の半分程度のボリューム使用率(仮想化データでは20分の1)まで節約できる。

 例えば、多数のユーザーが共同で利用するファイルサーバーには、完全に同一内容のファイルがユーザーのフォルダーごとに複製されて保存されていたりする。このようなムダをなくして記憶領域をまとめることを推進すれば、ファイルサーバーのディスクスペースを大きく節約できる。

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