Windows 7には「タスクスケジューラ」と呼ばれる機能があり、指定した時間に特定のプログラムを起動したり、イベントを察知して電子メールを送信したりできる。この連載の中でも「システムを以前の状態に復元する(システムの復元編)」で、復元ポイントを定期的に作成するためにタスクスケジューラを利用している。今回は、そんな陰の力持ち「タスクスケジューラ」にスポットをあて、基本的な操作手順と90分間隔でメッセージを表示するタスクの作成方法を解説する。

「タスク」を「スケジュール」する

 「タスクスケジューラ」の「タスク」とは、Windowsの機能を呼び出したりプログラムを実行することを表している。この「タスク」を、指定した時間や一定間隔で起動するのが、タスクスケジューラの役割となる。

 この「タスクスケジューラ」のようなツールは、Windows 95の時代から存在していた。当時は「システムエージェント」という名前で、Windows 95に追加するPlus!パックというアドオンパッケージの形で提供されていた。こうしたたぐいの常駐ソフトはMS-DOSの時代からいくつも存在していたのだが、システムエージェントはマイクロソフトの純正ツールだったので、ユーザーは安心して利用できるようになった。

 その後、システムエージェントはWindows 98で「タスクスケジューラ1.0」に改名され、Windows Vistaでは「Microsoft管理コンソール」として作り直された。バージョンも2.0になり、画面デザインだけでなく、特定のイベントをトリガーとしてタスクを起動できる機能などが追加された。Windows 7では、機能的にこのVistaと同じ「タスクスケジューラ」を採用している。

 タスクスケジューラは、コントロールパネルの管理ツールから起動できるほか、スタートメニューの「すべてのプログラム」から「アクセサリ」→「システムツール」→「タスクスケジューラ」とクリックしたり、スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」欄に、直接「taskschd.msc」と入力して[Enter]キーを押しても起動できる(図1)。

図1●タスクスケジューラを起動する
タスクスケジューラを起動するには、コントロールパネルの「システムとセキュリティ」→「管理ツール」→「タスクスケジューラ」をダブルクリックするか、スタートメニューの「すべてのプログラム」をクリックして「アクセサリ」→「システムツール」→「タスクスケジューラ」とクリックする。また、「プログラムとファイルの検索」欄に、直接「taskschd.msc」と入力する方法もある。
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