2012年は、2011年暮れに発表した新たな3カ年計画の初年度となる。従来からの大型開発案件に加え、サービスインテグレータとしてサービスビジネスのさらなる拡大を目指し、クラウド・インフラ技術を駆使して新規顧客の獲得を進める。

 特にITO(ITアウトソーシング)やBPOなどのサービスを積極的に提案・提供する。これらのサービスを、長年のシステム構築経験に基づくビジネス知識と他社に先駆けて取り組んできたクラウド技術力をベースに展開する。加えて、顧客の業務多様化に合わせて、顧客が異業種あるいは新規事業に参入する際に事業企画段階から支援し、当社の事業規模の拡大を加速していく。

 サービスインテグレーションを推進するため、三つの技術に注目している。一つめは、ハイブリッドクラウド関連技術。2012年は、自社システム(オンプレミス)とプライベートクラウドを含むクラウド環境が混在するハイブリッドクラウド環境に対し、評価や移行、インテグレーション、マネジメントを支える技術を強化する。

 二つめは、ビッグデータ関連技術。スマートフォンやソーシャルメディアの普及でますます膨らむビッグデータを、マーケティングや製品開発などに生かすための分析技術を強化する。三つめは、ヒューマン・コンピュータ・インタフェース技術である。私たちが暗黙のうちに共有している「常識的な背景知識や感覚」を、コンピュータに理解させて活用する技術研究を強化する。

出典:日経コンピュータ 2012年1月5日号
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