A3 Togetherのアイデア賞に選ばれたのは「感謝へ」、「Hack4Classmates」、「ヒキヨセミライ」、「フェイスボード」。いずれのアイデアも、アプリやサービスとして実現するための協力者を募集中だ。興味を持たれた方はコンタクトしてみてほしい。

純粋な感謝の思いを残し伝えるアプリ
<アプリ/Webサービス賞>感謝へ
作者:I-word八王子

 I-word八王子の「感謝へ」は、あの時自分を助けてくれた誰か、あるいは何かへの感謝の思いを記録しておくアプリケーションのアイデアだ。感謝を伝えたい相手と、感謝の言葉、それらに写真や映像を沿えて投稿する。

写真●「感謝へ」の画面イメージ

 このアイデアは、震災当日、メンバーのひとりが帰宅難民になったことから生まれたという。交通機関がマヒし、8時間路頭に迷っていたメンバーを、ある都内の大学が助けてくれた。体育館を避難所として開放し備蓄していた乾パンや飲料水も提供してくれた。

 しかし「あの時助けてくれた人たちを、大学名のほか顔も声も覚えていない。この感謝の思いをどうにかして伝えたいという思い」からこのアプリを思いついたという。

 このアプリには、自分がどこの誰かという情報を書き込む欄はない。書き込むのは相手と、感謝の内容だ。「SNSのようなコミュニケーションを図るためのアプリではなく、純粋に感謝の思いを伝えるアプリにしたい」ためだ。ただただ混じり気のない感謝だけを伝え、書き残すアプリ。それがこのアイデアの目指すものだ。

作者に聞く

I-word八王子
I-word八王子(左から創価大学 文学部人間学科社会学専修3年 大原一樹氏、東京工科大学 応用生物学部1年 三鬼知美氏、多摩美術大学 情報デザイン学科情報デザインコース4年 森山優氏、多摩美術大学 情報デザイン学科情報デザインコース4年 酒井謙吾氏)

アイデアを発想されたきっかけは。

 チームのメンバーが東京での震災で帰宅難民になったエピソードがきっかけです。助けてもらった人達へ感謝をどうにか伝えたい、残しておきたいという「気持ち」を軸にして始まりました。

どのようにアイデアを練り上げましたか。

 チームで震災や復興に関わる課題を発見する中、問題を解決するためだけのものではない「今後さらに大切にしたい部分」を探りながらアイデアを進めていきました。。

アイデアに興味を持った方に向けてのメッセージを。

 I-word八王子は、学園都市で大学が多い街でもある八王子の学生を対象としたグループアイデアコンテストで組んだチームです。今後も実装に向けてサイバーシルクロード八王子さんの協力のもと活動を続けていく予定ですので、ぜひ作成協力したいという方がいらっしゃいましたら事務局までご一報いただければ幸いです。

この先は会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら