「“創発の街”仙台から復興のアイデアを」---イベント「復興創発会議 in 仙台」が2011年9月3日、開催された。同会議は、スマートフォン向け復興サービスやアプリ、アイデアのコンテストである「A3(Android Application Award) Together」を支援する、アイデアを出し議論するイベント。「創発の街・仙台」の仕掛け人、アイデアプラントの石井力重氏によるグループワークで多くのアイデアが生まれ、磨かれた。

 またEvernote Japanの外村仁会長がサンフランシスコから緊急来日。人気アプリ「Zaim みんなの家計簿」の開発者である閑歳孝子氏がアプリの発想やデザインの作り方を解説し、仙台で「Hack for Japan」などの活動を続ける小泉勝志郎氏がITによる復興活動を報告した。さらにNTTドコモ、KDDI、NECカシオモバイルコミュニケーションズ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、パナソニック モバイルコミュニケーションズによる、アプリやスマートフォン開発の裏話なども披露された。

写真●「復興創発会議 in 仙台」の会場
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復興アプリ開発支援コミュニティHack for Japan

 最初に登壇した小泉勝志郎氏は、復興アプリ開発支援コミュニティのHack for Japanの活動を紹介した。Hack for Japanは東京、会津若松、遠野などでアイデアソンやハッカソンを開催しているコミュニティだ。仙台のHack for Japanメンバーは、Facebookの「Hack for Miyagiグループ」で情報交換を行っている。

写真●小泉勝志郎氏による仙台での「Hack for Japan」活動報告
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 仙台のHack for Japanでは、震災を風化させないために被災地の写真を映し出す「復興時計」や、被災者を笑いで元気付けるために面白い話を大喜利形式で集める「復興笑点」など様々なプロジェクトが生まれている(関連記事)。そのうちのいくつかは今回のディスカッションで種となるアイデアとして活用された。後ほど詳しく紹介する。

写真●復興時計
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