最も利用者が多いのはTwitterの39.9%だが、Facebookも24.2%と接近しつつある――。震災でソーシャルメディアの個人利用に弾みがついた。社員の不用意な書き込みによる情報漏洩リスクも高まっており、企業が自社に適した利用ガイドラインを作るべき時が来ている。まずはシステム部門が先行してソーシャルメディアを使い、利点やリスクを見極める目を養うべきだろう。そこで、日経コンピュータ誌がIT技術者によるソーシャルメディアの利用実態を緊急調査してみた。

 東日本大震災の前後でソーシャルメディアに対する認識が大きく変わり、利用者の約3割が「既存メディアと同等以上」に信頼するようになった。ただし、デマや誤った情報が広がりやすいと指摘する利用者も6割を超えていた――。

 日経コンピュータ誌が、日経BPコンサルティングやIT総合情報サイト「ITpro」と共同で、IT関連業務に携わる人(以下、IT技術者)が大半を占めるITproの登録会員に調査したところ、こんな現実が浮かび上がってきた。調査期間は2011年4月20日から4月28日、有効回答数は4003である。

最も利用者数が多いのはTwitter

図1●利用しているソーシャルメディア(複数回答)
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 IT技術者の間で、主なソーシャルメディアのうち最も利用者数が多かったのはTwitter(39.9%)で、mixi(31.6%)、Facebook(24.2%)が続く(図1、Twitterとmixi、Facebookの一般的な普及状況については連載第1回の別掲記事「3大ソーシャルメディアの実像」を参照)。どれも使っていないと回答したのは44.6%で、IT技術者の過半数が何らかのソーシャルメディアを利用していることが明らかになった。

 利用目的は、ソーシャルメディアによって様々だ。

 Twitterユーザーは「新聞やテレビよりも素早く情報を得られる」(48.3%)、「自身の考えや意見を自由に発信できる」(30.9%)ことなどを主な利用目的に挙げた(表1)。IT技術者は、Twitterを情報収集と発信のツールとして利用しているようだ。

表1●ソーシャルメディアを使う目的は何か(各サービスについて最大三つまで)
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 一方で、mixiとFacebookは「友人や知人と気軽にコミュニケーションできる」ことを重視して利用している。

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