米最大手の携帯事業者ベライゾン・ワイヤレスは2011年1月11日、CDMA版iPhone 4を発表した。2007年6月の発売以来、iPhoneは好調な売れ行きが続き、3月には累計販売台数が1億を突破した。ベライゾンが取り組むiPhone販売戦略、そしてCDMA版を武器にさらなる市場拡大を狙うアップルの野望を解説する。


 米ベライゾン・ワイヤレスは2011年2月10日、CDMA版iPhone 4を発売した(発表は1月11日)。同月3日の既存顧客に対する事前予約では注文が殺到し、開始から約17時間で初回の予定数を完売した。真夜中午前3時の受け付け開始であったが午前5時までのわずか2時間で、歴代の初日販売台数の記録を塗り替えたという。

 米調査会社コムスコアによれば、2010年11月期(過去3カ月平均)におけるOS別の米国スマートフォン利用者シェアでは米グーグルが26%を記録した。わずか1%の差ながらアップルを初めて上回った(表1)。そうは言ってもAndroidの急成長でiPhoneが販売不振に陥っているわけではない。iPhoneも初代iPhoneの発売から3年半以上経過した今も好調を維持している。直近の四半期(2010年10月~12月期)でも過去最高の販売台数1624万を記録した(図1)。

表1●OS別の米国スマートフォン利用者シェア
表1●OS別の米国スマートフォン利用者シェア
当該月までの3カ月の平均を示した。13歳以上の米国スマートフォン利用者が対象。
図1●iPhone販売台数の推移
2011年3月に累計販売台数が1億台を突破した。
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