日本Androidの会 金沢支部 出村成和

Android NDK セットアップ

 今回は、Android NDKのバージョン「r4b」で解説します。Android NDKを利用したアプリケーションのEclipseプロジェクトの位置や開発手順が、Android NDK r4から変わりました。まずAndroid NDK r4bをダウンロードします(写真1)。

写真1●Android NDK r4bのダウンロードサイト
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 ここではLinux版を使用します。ダウンロードしたファイルを展開する必要があるので、ホームディレクトリの直下に展開します。展開先は任意です。

 次に、Android NDKを展開した「android-ndk-r4b」ディレクトリ内にある「ndk-build」コマンド、「ndk-gdb」コマンドが使用できるようにパスを通します。「ndk-build」コマンドはNDKを利用したライブラリをビルドするのに、「ndk-gdb」はGNU debugerを使ったデバッグを行う際に利用します。Ubuntuのターミナル(端末)では、図4の通りに実行します。

% unzip android-ndk-r4b-linux-x86.zip 
% mv android-ndk-r4b-linux-x86 ~/ 
% echo 'export PATH=$HOME/android-ndk-r4b:$PATH' >> .bashrc 
図4●Android NDKの設定
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ディレクトリ構成

 次にAndroid NDKを利用したアプリケーション開発プロジェクトのディレクトリ構成について解説します。基本的には、前回までにEclipseで作成したプロジェクトに「jni」ディレクトリを追加した構成となっています(図5)。このjniディレクトリは、開発者自身で作成する必要があり、そのディレクトリには「Android.mk」ファイルとC/C++言語のコードを置きます。

図5●hello-jniのディレクトリ構造
図5●hello-jniのディレクトリ構造

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