「過重なストレス要因を軽くすることはできないだろうか?」――。休みなく納期に追われ続ける一方で、大幅な技術革新にも追従しなければならない今日のIT(情報技術)系職場では、誰しもが思っていることではないでしょうか。
職場のストレス要因としては
- 上司と部下の間や同僚同士の人間関係
- 要求される仕事の質と仕事の量
- 主観的に仕事を自身の裁量でコントロールできているかどうか
加えてIT系職場では、顧客の要求や、予算、人員の制約といった要因も組み合わさってストレスが生じます。さらには景気や顧客企業の業績、マクロ的な政治経済の動きのような外部要因にも左右されます。当然のことながら、職場のストレス要因を解消していくことは、簡単ではありません。
そこで重要になるのが「職場改善活動」です。ストレス要因を評価して職場の問題点を明らかにしたうえで、改善の計画を立てて改善点に取り組む同活動の在り方が研究され、よい取り組み事例が紹介されるようになりました。
ストレス要因に着目した6つの職場改善法
具体的に取り組みやすい領域は、以下のように明らかにされています。
- 1)スケジュールに対して意見を言えて、情報をきちんと共有できること
- 2)恒常的な残業を減らしたり、個人の事情に配慮したりできる勤務体制
- 3)作業が円滑に進むように作業指示を工夫し、ミスを無くせる体制の整備
- 4)室内の環境を整えたり、休養の取れる施設を用意したりすること
- 5)上司や同僚に相談しやすいムードや、チームワークを大切にすること
- 6)相談窓口を設置したり、ストレスやメンタルヘルスについて学んだりすること
- 2)恒常的な残業を減らしたり、個人の事情に配慮したりできる勤務体制
(『職場環境等改善のためのヒント集(メンタルヘルスアクションチェックリスト) 』(平成16年度厚生労働科学研究費補助金 「職場環境などの改善方法とその支援方策に関する研究」 アクションチェックリスト作成ワーキンググループ) から)
これらについてグループワーク形式で経験や意見を共有して、計画を立てていきます。このような改善計画の話し合いは、職場での研修や、部署ごとの会議、衛生委員会のような健康に関する社内会議などで実施することをお勧めします。
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