展示会場内の「メインシアター」では専門記者や識者が連日登壇。重要かつ旬なテーマを題材に、講演や対談、討論会を繰り広げる。クラウド、IFRS、AndroidなどIT関係者に身近な話題に加え、製造・医療・環境といった分野での最新ITトレンドを取り上げる講演も見逃せない。


 ITの世界で活躍する識者の生の声や、専門記者たちが日々の取材活動で得たホットな情報に触れたいと思ったら、展示会場内の「メインシアター」に、ぜひ足を運んでいただきたい。

 メインシアターは、事前登録なしで誰でも聴講できるオープン形式のシアター。企画は大きく「名物記者のトレンド解説」「キーテーマセッション」「スペシャルレポート」「著者によるミニトーク」の四つに分かれる。

 恒例の「名物記者のトレンド解説」では、クラウド基盤、Androidと次世代クライアント、ビジュアルコミュニケーション、BI(ビジネスインテリジェンス)、デジタルサイネージ、スマートシティと環境技術、iPadの業務利用、BCP(事業継続計画)といった話題を取り上げる。近年、さまざまな業界・分野でITが重要な役割を果たすようになった状況を踏まえ、今年は日経エコロジー、日経メディカル、日本経済新聞といった非IT系媒体の記者による企画も盛りだくさんだ。

写真1●ITpro EXPO 2009でのメインシアターの模様(システムインテグレータ4社によるパネル討論)
写真1●ITpro EXPO 2009でのメインシアターの模様(システムインテグレータ4社によるパネル討論)

重要テーマをゲストと徹底討論

 企業のシステム部門やIT業界が、長期にわたって検討すべき重要な問題を扱う「キーテーマセッション」では、ゲストを迎えて討論を繰り広げる。初日はガートナージャパンのリサーチ部門バイスプレジデントである堀内秀明氏が登壇。クラウド時代を迎え、爆発的に増加し続ける情報をいかにビジネスに有効に生かすか、そのポイントを語っていただく。

 「IFRS(国際会計基準)」を取り上げる2日目は、アイティメディアと日経BPのIFRS専門サイトで活躍する記者同士が徹底討論。システム開発の“超上流”工程の知識体系「BABOK(Business Analysis Body of Knowledge)」を扱う3日目は、BABOKを導入して成果を上げている企業やBABOKを策定・啓蒙する組織「IIBA」のキーパーソンに登壇していただく予定だ。

 キーテーマセッションと同様、重要なテーマを取り上げ、日経BPからの報告や提言の形で情報発信するのが「スペシャルレポート」である。初日は、日経BPがこのほど実施したクラウドサービスに関する国内初の大規模調査の結果を報告。3日目は“ガラパゴス化”の危機に直面する国内製造業が再生するためのポイントを提言する。

 話題の書籍の著者に登壇していただく「著者によるミニトーク」では、『クラウド時代の情報セキュリティ』と『HTML5で変わるWebの世界』の著者に、それぞれのテーマに対する問題意識や思い、執筆時のエピソードなどを語っていただく。これからのITのあり方を考える上で必聴の講演だ。

メインシアターのプログラム
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出典:ITpro Magazine 2010年秋号 pp.40-41
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。