何といってもWeb APIを利用する醍醐味は,各種のWeb サービスを組み合わせて新しいWebサービスを作成するマッシュアップです。

 国内でもマッシュアップのコンテスト「Mashup Awards(http://mashupaward.jp/)」などが開催され,大盛況のうちに幕を閉じました。このようにWeb APIに対する関心は,日に日に高まっています。Mashup AwardsのWebページからは,参加企業が提供するWeb APIのリストやマッシュアップの例を見ることができます。その中から,代表的なWeb APIをいくつか紹介しましょう。

Yahoo! JAPAN Web API

http://developer.yahoo.co.jp/

図1●Yahoo!デベロッパーネットワークのトップ画面
[画像のクリックで拡大表示]

 このYahoo! JAPAN Web APIは,開発者向けに展開するサービス「Yahoo!デベロッパーネットワーク」(図1)で提供されるWeb APIの総称です。国内の大手ポータル・サイトとして,数多くのサービスに対応したWeb APIが提供されています。主なWeb APIを表2に示します。Yahoo! オークションAPIを利用するためには,Yahoo! JAPAN IDの取得(無料)などが必要です。

表2●Yahoo! JAPANが提供する主なWeb APIの例
[画像のクリックで拡大表示]

 また,ドキュメントは英語になるものの,米国のYahoo!デベロッパーネットワーク(http://developer.yahoo.com/)には,さらに充実したWeb APIが用意されています。こちらで提供されるWeb APIには,オンラインの写真共有サービスであるFlickrやソーシャル・ブックマーク・サービスのdelicious,高機能な検索を可能にするYahoo! Search BOSS(Build Your Own Search Service)といった,Yahoo!のサービスを使いこなすための豊富なWeb APIが公開されています。

Google API

http://code.google.com/intl/ja/more/

図2●Google Maps APIのトップ画面
[画像のクリックで拡大表示]

 マッシュアップ旋風を巻き起こしたGoogle Maps API(http://code.google.com/intl/ja/apis/maps/)など,数多くのAPIが提供されています(図2)。検索APIはもちろん,カレンダー,Gmail,そして最近登場したGoogle WaveにもWeb APIが提供されています(表3)。

 このGoogle APIの特徴は,提供される機能の豊富さにあります。Googleが提供している膨大なサービスのほとんどを,Web APIを通じて活用できます。

表3●Googleが提供するWeb APIの例
[画像のクリックで拡大表示]

 Googleが提供するWeb APIの使用には,登録が必要なものと必要でないものがあります。Part3では,Google APIのうち,グラフを作成するGoogle Chart APIを使ってアプリケーションを作成する例をお見せします。

この先は会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら