Windowsが支配するデスクトップOS市場への新たな挑戦者として注目を集めているのが、今回の特集でも取り上げた米Googleの「Google Chrome OS」である。次々と新たな注目技術を提供するGoogleが開発するデスクトップOSということから、Windowsを脅かす存在になるのではないかと注目されている。そのGoogle Chrome OSに対する日本での意識についてのITproで実施した調査の結果を報告しよう。

 調査を実施したのは2010年1月12日から1月19日までの約1週間。ITpro会員を対象に調査の案内を送り、2004人から回答を得た。約3カ月前の調査で、AppleのiPadも登場していない時期のものではあるが、Chrome OSに関する状況はあまり変わっていないので、日本におけるユーザーの意識を知る上で十分役に立つだろう。

7割を超える人がChrome OSに興味を示す

 まず、「Google Chrome OS」について、どのように考えているかを聞いてみた結果が図1である。Google Chrome OSは、2010年後半には正式に提供を開始されて、プリインストール搭載したネットブックPCなどが登場すると見込まれている。実際の製品が出てくるまで1年近くある時点で、70%を超える人が関心を持っていることがわかった。

図1●Chrome OSに興味があるか(有効回答数1995)

 回答内容を具体的に見てみると、「非常に興味がある」と強い興味を示した人は22.6%だった。最も多かったのは「ある程度は興味がある」と答えた人で50.5%と全体の約半分に上った。逆に、「あまり興味がない」と答えた人は20.5%、「まったく興味ない」と答えた人は6.4%と、合わせても全体の約4分の1に過ぎない。4分の3近くの人は、Chrome OSに関心をもっているという結果になった。

 この結果を、現在利用しているOS環境ごとに分けて分析してみたのが図2である。今回の調査では、回答者がメインに使っているOS環境を一つだけ選んでもらった。その回答とクロス集計してみたところ、WindowsユーザーよりもMac OSユーザーのほうがChrome OSに対して、より興味を持っていることがわかった。

図2●利用OS環境別に見たChrome OSへの関心

 Windowsユーザーでは「非常に興味がある」と答えた人が21.9%だったのに対し、Mac OSユーザーでは36.1%と実に3分の1以上の人が「非常に興味がある」と答えている。逆に、「ある程度は興味がある」と答えた人は、Windowsユーザーが51.0%だったのに対して、Mac OSユーザーが41.7%と約10ポイント減っている。なお、その他のOSのユーザーについては回答数が少なく、統計的な数字として示すのが不適切なため今回は省略した。

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