■「ポイント位置の文字列取得」は マウスのポインタを表示画面上にポイントすることで、表示されている文字列をテキストボックスに取り込むことができるツールである。
■エラー・メッセージなどを簡単な操作で文字列に変換できるので、トラブル対応やマニュアル作成などの際に役に立つ。

■ソフト名 ポイント位置の文字列取得(バージョン3.00)
VistaXP20009x
日本語
■開発 mt-soft氏
■URL http://mt-soft.sakura.ne.jp/
■ファイル getstring.lzh(78,369バイト)
■対応OS Windows Vista/XP/2000/98(筆者の環境では、Windows 7の32ビット版でも稼働するが、64ビット版では文字列をテキストとして取得できないケースがあった)
■価格 無料
■評価
(5段階)
★★★★☆

 コンピュータを操作中に何らかのトラブルが発生し、図1のようなエラー・メッセージが表示されたとしよう。トラブルに対処するため、メーカーやベンダーのサポートを受ける場合には、そのエラー・メッセージの内容を記録・保存して問い合わせれば、より的確なサポートが期待できるはずだ。通常は表示されたメッセージなどを画像として取り込んで利用するケースが多いだろう。だが、たとえばサポートデスクからエラーの内容をテキストとしてメールで送信してほしいと依頼されたり、あるいエラー・メッセージの内容をキーワードとしてWeb検索により対応策を探すといったような場合には、画面のイメージだけでは不便である。表示されているエラー・メッセージを見ながら書き取るか、あるいは取り込んだ画像から表示テキストを書き取るといった面倒な手間がかかってしまう。

図1●Windowsのポップアップ・エラー・メッセージ
サポートを受けるため、あるいはWeb検索のキーワードのためには画面に表示しているテキストが必要だが、手で打ち直すと非常に手間がかかるだけでなく間違いやすい。
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画面上の文字をテキストとして取り込める

 また、操作マニュアルなどを作成するために、図2に示すような管理ツールの表示内容をドキュメントに取り入れたい場合もある。画面をキャプチャして画像として取り込み、ドキュメントに貼り付けるだけなら非常に簡単だが、その内容をテキスト化してドキュメントを作成したい場合には、通常ならやはり表示された画面やキャプチャした画像を見ながらテキストを書き取るといった手間が必要になってしまう。できれば、このような手間をかけずに簡単に表示内容をテキスト化するツールを使いたいと考えるだろう。

図2●「コンピュータの管理」ツールからサービスマネージャを開いた画面
一般にサービス・プログラムに関する「説明」は、赤枠内に示すように、長大なドキュメントであることが多く、何かの理由によりこれら説明文をテキスト化したい場合でも、マウス操作によるコピー・貼り付け操作ができない。そのため、画面を見ながらテキストを「写し取る」必要があり、非常に手間がかかる。
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 今回紹介する「ポイント位置の文字列取得」は、まさにこのような目的のために使用するツールである。デスクトップ画面に表示されるエラー・メッセージやダイアログボックスの表示文字をテキストとして取り込むことができるフリーソフトである。エラー・メッセージなどの情報を、マウス操作により簡単にテキスト化することが可能だ。また、ウィンドウの詳細な情報やエクスプローラのフォルダ情報、コンボボックスのリストなどをテキスト化できるほか、Webページの情報を簡単にテキスト化するなどの機能をもっている。デスクトップの画面情報からテキストを取得したい場合には、非常に役に立つツールである。

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