デスクトップ項目の表示が個別に指定可能に

 Windows 7ではWindowsサイドバーは廃止され直接デスクトップに配置するように変更された。もしWindowsサイドバー向けのガジェットを使いたい場合は,デスクトップで右クリックして,メニューから「ガジェット」を選択する。つまりWindows 7のガジェットは,デスクトップ上のアイコンと同じになった。このため,表示と非表示は,ベータ版では一緒に切り替えるしか方法がなかった(図12)。だが,RC版ではデスクトップ上のアイコンとガジェットの表示を,個別に選択できるようになった(図13)。

図12●Windows 7ベータ版ではデスクトップアイコンとガジェットはまとめて「表示」か「非表示」かを選択するしかなかった
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図13●Windows 7 RC版ではデスクトップ項目の表示が個別に指定可能になった
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マウス操作でウィンドウ・サイズを変える「Aero Snap」を無効化する

 Windows 7には「Aero Snap」という機能がある。この機能は,ウィンドウをマウスでドラッグする際に,デスクトップ画面の端に移動させると,そのウィンドウがあらかじめ決められた場所に自動的に配置するというものだ。たとえば,ウィンドウを画面の右端にドラッグすると,そのウィンドウは画面のちょうど右半分を占めるようになり(図14),ウィンドウを画面の上端にドラッグすると画面全体に最大化される。

図14●「Aero Snap」機能
ウインドウを左右の端に移動すると(左),画面の右側や左側半分がそのウインドウで占めるようになる(右)。同様に,画面の上端にドラッグすると,画面全体に最大化される。
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図15●Aero Snapを無効にする
コントロール・パネルにある「コンピューターの簡単操作センター」から「マウスを使いやすくします」をクリックする。「ウィンドウの管理を簡単にします」セクションにある「ウインドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします」にチェックを入れるとAero Snapが無効になる。
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 もちろんこのAero Snap機能はRC版でも健在だが,勝手にウインドウの位置が変化するのはうっとうしい場合もある。そこで,このAero Snap機能を無効化する方法をRC版で見つけた。具体的には,コントロール・パネルにある「コンピューターの簡単操作センター」から「マウスを使いやすくします」を選ぶと,その項目がある(図15)。改めて確認すると,この設定項目はベータ版でも同じだが,設定するチェックボックスのコメントがRC版では日本語表示になったので見つけやすくなった。ちなみに,ベータ版では,無効化のチェックボックスが「Prevent windows from being automatically arranged when moved to the edge of the screen」と英語表示だった。

 今回はWindows 7 RC版のデスクトップ周りで,ベータ版から変更になった部分を主に紹介してきた。次回はWindows 7 の主役といえる「タスクバー」関連の変化を紹介しようと思う。

中島 省吾
メディアプラネット社長
テクニカル・ライターとしてネットワークやソフトウエア関連の記事を執筆するほか,企業研修の企画・講師,ソフトウエアの開発などを手がける。

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