■「御鏡(みかがみ)」はLAN/WAN環境における共有フォルダのバックアップに重点を置いたミラーリング専用ツールである。ネットワークの共有フォルダにあるデータを,簡単にバックアップ(ミラーリング)できる。
■片方向および双方向のミラーリング設定が可能。ミラーリングのスケジュールは,月/週/日/時間単位で設定でき自由度が高い。

■ソフト名 御鏡(バージョン1.6.0.2)
2000 XP 2003 vista
日本語
■開発 おかぞ~氏
■URL http://www.okazoh.net/index.shtml
■ファイル Mikagami-1.6.0.2.exe(2,571,961バイト)
■対応OS Windows 2000/XP/2003/Vista
■価格 無料
■評価
(5段階)
★★★★☆

 比較的小さな規模のネットワークでも,サーバーの共有フォルダなどに保存されたファイルをきちんとバックアップしてデータを管理することは,ネットワーク管理者にとって非常に大切な業務の1つである。近年は,ハードディスクの容量が格段に大きくなっていることもあり,ファイル・サーバーの共有フォルダなどに保存されているデータのバックアップ先としては,以前のようにテープやMO/CD/DVDといったリムーバブル・メディアではなく,バックアップ用のハードディスクを使うケースが増えている。それに伴って,バックアップ・データの世代管理などは比較的容易になってきている。とは言え,やはりネットワーク管理者にとってバックアップは比較的負担の大きい作業になりがちである。

ネットワーク経由でデータをバックアップする

 データのバックアップに使うツールとしては,数多くの市販のソフトウエアが販売されている。これらをきちんと活用すれば,ネットワーク管理者の負担を大幅に軽減することに寄与するのは間違いない。しかしながら,このような市販のツールは,比較的高額なソフトウエアが多い。とくに中小規模のネットワークを運用する場合には,初期投資額が大きいと購入に二の足を踏むようなケースもあるだろう。

 中小のネットワークでも,複数の拠点でサーバーを運用するユーザーが増えてきている。このような場合には,たとえば本社のデータを遠隔地にあるバックアップ・サーバーに定期的にバックアップしたいというニーズも出てくるだろう。だが,こうしたニーズに対応する市販のソフトウエアは比較的高額で,ネットワーク管理者にとってコスト対策に頭を痛めることも出てくるだろう。

 今回紹介する「御鏡」は,ネットワークの共有フォルダにあるデータをバックアップ(ミラーリング)するためのツールで,設定が容易で使いやすいことが特徴だ。比較的規模の小さなネットワークで,共有フォルダのデータを別の拠点にあるバックアップ・サーバーに,あまりコストをかけずにバックアップ(ミラーリング)したいといった目的に適したシェアウエアだ。御鏡は,コンピュータにインストールされた後はサービスプログラムとして働くので,ユーザーがコンピュータにログオンしていなくともバックアップ・プロセスが機能する。

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