すごい現場

皆はどんな現場で,どんな仕事をしているのだろう。何に悩み,どうやって乗り越えているのだろう。プロの仕事とそうでない仕事の境目はどこにあるのだろう。システム開発や運用の現場を歩き,そこで見聞きした面白い話,感動的な話,すごい話を紹介します。

大企業からベンチャーまで ぼくはこんな現場を歩いてきた
SEを潰した値引き 信頼も連帯感も消えた
期限は明日――若手SEの気迫を見た
寝不足のプレゼン ドリンク剤も効かず
中国の開発現場もすごい 若き社長が率いる修羅場
オンラインダウン発生! あの日,何もできなかった
建築設計事務所で見た 巨匠のすごいレビュー
コンサル泣かせの現場 “小さな王国”の弊害
逝去した巨匠への追悼 感激したあの言葉
人の話を聞かない40代 あるコンサルの失敗
過ぎたるは及ばざるがごとし 作りすぎたRFPの悲劇
人間万事塞翁が馬 得難いレクチャーの裏事情
仏作って魂入れず お粗末な問い合わせ対応
やっかいな敵は身内? 若手SEを悩ます先輩営業
徹底した3S活動 すごい町工場を見た
計画崩れたITの引っ越し 遅延を挽回した秘策とは
PM倒れ最大の窮地 顧客の信頼に助けられた
学ぶ場なくなった「基礎」 自分で勉強するしかない 
精密加工もITも現場に魔法はない
これでいいのか 孤立する日本人 
震災で再認識した トラブル対応の難しさ
外注先選びで失敗 ちょっとした油断が怖い 
その「自粛」は 意味があるのか?
みずほ銀行障害から現場は何を学ぶべきか
進まぬIT活用を変えた執念の社員教育
インド人エンジニアが繰り広げた驚きのバグ対応
暴言だけが取りえの“自称”オブザーバー
“悪夢”と思った営業で自信をつけたエンジニア
コピペでは伝わらない 提案書は「一枚入魂」
プロマネのプレゼンをRFPで必須にした理由
小事の違いが大きな差 会議室で見た2社のケース
顧客の怒りを買った提案辞退のやり口
最後の難関、本番移行 記憶を奪う二つの要因
行き過ぎた能力主義が招いた悲劇
1週間の現場通いで体感できた必須の要件
“ガンダム世代”のやり方は通用しない
プロジェクトの失敗に不思議の失敗なし
退職者への対応、熱血のA社、クールなB社
さらばSteve Jobs、楽しかったMacの仕事
リカバリー計画から抜け落ちたリスク管理
機密保持契約前に終わった二つの商談
出張荷物を「定点観測」4年間の変化は大きい
身だしなみの大切さ 新人の頃を思い出そう
「選択と集中」のアサイン、部下から退職願
日本IBMとスルガ銀行、なぜ訴訟に発展したのか
ITエンジニアの「さしすせそ」を考える

なぜ繰り返すのか?システム障害

 無事にカットオーバーしたはずのシステムが,処理停止,処理誤り,性能劣化,情報漏洩/改竄などの障害に見舞われる。深刻なのは,同じ現場が繰り返し障害に直面することだ。

1人で仕事を抱え込む
ユーザーの言葉を鵜呑みに
分かってくれると思い込む
“遠慮”が招く責任者不在
専門外に横やりを入れる
組織が運用SEのやる気を削ぐ
全体最適 vs 個別最適
「業務」より「システム」を優先
経営陣がシステムに無関心
“ご用聞き”に頼る

IT業界の弱者

 IT業界では例えば,発注者に対して受注者は立場的に弱く,元請けに対して下請けは弱い。このシリーズでは弱者の視点にこだわる。強者の視点からは見えてこないものが見えてくるはずだ。

四面楚歌で退職に追い込まれる
後から無償対応を迫られる
非常識な「検収」で大赤字
半年さかのぼって値下げを強要
6億円を半額にしろととんでもない要求
労働時間をいやらしくチェックされる
一度の“ミス”で人格を否定される
社長の甘い見積もり 自分1人に責任転嫁
指導という名目で先輩が日々イジメ
開発者に代わってユーザーに陳謝
つらい客先常駐 依頼は断れない

セキュリティのずさんな実態

 セキュリティのリスクがかつてないほど高まっている。なのに,セキュリティの現場の実態はひどいものだ。そのような状況を生んだ原因はいったい何なのだろうか。突き詰めれば「人」にたどり着く。

現場に危機感はあるのか
リストラで慢性的な人手不足
ログインなき患者情報管理
社長は現場の窮状を見ぬふり
開発できても設定法は知らず
セキュリティはオマケの仕事
レベルアップを阻む人事異動
「監査が来る! 全員席を外せ」
利用者情報を丸見えのままに
ポリシー無視のやりたい放題
売った後は知らない
何も考えずに機密情報を送信」
管理職が管理者権限を要求
ポリシー無視のやりたい放題
売った後は知らない
何も考えずに機密情報を送信」
管理職が管理者権限を要求
診療データを持ち出す医者
邪魔な全スキャンから逃れる
現場が結束してポリシー破り
社内手続きが面倒すぎる

出典:日経SYSTEMS
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。