はじめまして,ゼッタテクノロジーの古田と申します。弊社では2005年10月から,「オフィスデ for Skype」というSkypeを管理・制御するためのアプリケーションを販売しています。現在,Skypeは個人ユーザーの利用がメインです。しかし,今後はビジネス向けにも発展していく可能性が高いと考えています。

 ただ,現状ではSkypeをビジネス用途で使うためのアプリケーションが不足しています。私たちは,Skypeが実際にどう企業で活用できるのかを多くの人に知ってもらい,その結果Skypeを利用するビジネス向けアプリケーションが数多く作られるようになってほしいと願っています。そうした願いを込めて,この連載では,Skypeを利用したアプリケーションを開発する際に必要となるSkypeの公開API(以下,SkypeAPI)について,その特性や使い方,具体的な応用例などを解説していきます。現在,企業でアプリケーションを開発している人だけでなく,今までプログラミングに縁がなかった人でも楽しんで読めるように解説するつもりです。ぜひ最後までお付き合いください。

 なお,今回の原稿については,Skypeのバージョン1.4(1.4.0.84)を前提に書いていますが,つい先日,1月5日にバージョン2.0(2.0.0.69)の正式版が公開されました。バージョン2.0では,待望のビデオ・チャット機能のほか,さまざまな機能が追加されています。ただし,本連載で解説するSkypeAPIの機能については,基本的にバージョン1.4でもバージョン2.0でも違いはありません。違いがある場合は,その都度明記しますので心配は無用です。

 第1回となる今回は,次の三つの視点でお話ししたいと思います。

(1)Skypeとは?
Skypeの紹介やSkypeアプリケーション開発のメリットなど
(2)SkypeAPIの概要
開発コミュニティの紹介やSkypeAPIに関する情報の入手法など
(3)サンプル・プログラムを使ってみる
サンプル・プログラムを使って実際にSkypeAPIを呼び出す方法を解説

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