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お知らせ

マネジメント

  • レクサスLSの開発

    雪上の疾走

    第9回 ハイブリッドらしくない

     2006年9月19日。「レクサス LS460」の新車発表会が終了し、吉田守孝にとっての特別な一日が終わろうとしていた。雨粒が滴り落ちる窓ガラスの外には、既に漆黒の闇が広がっている。そこに映った自分の顔を見つめていると、頭の中ではさまざまな出来事が浮かんでは消えていく。レクサスブランドのフラッグシッ…

  • メタボシステムを作らない方法

    メタボシステムが生まれる原因、作らないための心構え

     「既存システムの現行機能は全て継承したい」。基幹システムや業務システムの再構築プロジェクトではこんな要望がよく出る。この要望をそのまま受け入れてはいけない。長い間使われてきた既存システムには、改修を繰り返すうちに機能が増え、“メタボ”な状態になっている。

  • レクサスLSの開発

    最後のテストコース

    第8回 厳しい実験

     「藤田さん、ちょっといいですか」レクサスLSに搭載する安全技術の要となる「プリクラッシュ・セーフティ・システム」。その開発部隊を率いるトヨタ自動車の藤田浩一のもとに現れたのは、衝突回避や被害軽減を実現する車両制御の取りまとめをしている藤波宏明だった。

  • レクサスLSの開発

    執念

    第7回 「心配なことがほかに…」

     危険を検知したらクルマが危険回避に積極的に介在する―。21世紀のクルマと安全性の在り方をこう描くトヨタ自動車の吉田守孝は、自らがチーフエンジニア(CE)を務める次期レクサスLSこそ、道を付けるのにふさわしいと考えていた。

  • 元海外社長の工場経営四方山話

    数字には物語がある

     経営数字や現場で管理している数字の裏には、そうなるに至る物語がある。生産現場なら想定していなかった設備トラブルや品質トラブルに見舞われることがあるし、客先や市場の変化で生産品目が大きく変更になることもある。そのような事態をどう捉え、どう対応してきたかが、結果としての数字になるのだ。

  • プロジェクトマネジメント最新作法 トレードオフ問題解決編

    委託関係が問題を招く 客観的視点に切り替え対処

    [第4回]ステークホルダー管理×進捗管理

     ユーザーに責任があるのに、元請けベンダーの対応のあおりで深刻な進捗問題を抱えてしまった。コントロールしづらいステークホルダーには、複数のチャネルを駆使して対応する必要がある。問題が起こったときの責任の所在や対応方法を事前に合意しておく。

  • 「接合革命」 日本の逆襲 Part2 日本が誇る新・構造用接着剤(2)

    鋼とAlの熱応力を吸収、強度が2倍の構造用接着剤

    ナガセケムテックスの異種材料接着向け高靱性熱硬化性エポキシ接着剤

     世界で「接合革命」が起きている。軽量化や材料の多様化により、これまでの溶接から接着剤への置き換えや併用が進んでいるのだ。このニーズを捉えた日本の接着剤メーカーが、自動車の車体向けに従来の特性を超える構造用接着剤を開発し始めた。

  • レクサスLSの開発

    逆転の発想

    第6回 袋小路

     トヨタ自動車の田中雅晴。未来のトランスミッションを考える先行開発部隊に属し、変速制御のスムーズ化を研究するトランスミッションのエキスパートが異動の内示を受けたのは、紅葉の散った2004年初冬のことだった。

  • すごいIT現場

    共通化できないか 秘密保持契約書

     システム構築のプロジェクトにおいて秘密保持契約書は必須であるといってよいだろう。秘密保持契約書の締結は、システム開発フェーズばかりでなく、提案段階でも必要になる場合が多い。RFP(提案依頼書)ではもちろんのこと、RFI(情報提供依頼)の段階でも、発注側が自社の事業計画や業務内容について競合他社に知…

  • 職場のトラブル相談室

    「転職するなら研修費用を返せ」、会社の言い分は通用するか

     Q.先日あるIT資格を取得するために、数十万円する研修を受講しました。費用は全て会社負担です。ところが転職することが決まって会社に報告すると「転職するなら費用を全額返還するように」と迫られました。社内規程にはそんなことは書かれていません。私は研修費用を返さなければならないのでしょうか。

  • レクサスLSの開発

    身を削る

    第5回 130項目の要求

     100を超えるアイデアの中から選ばれた、次期「レクサス LS」向け8速自動変速機(AT)の基本構造。それは、遊星歯車機構の数が6ATと同じ3セットを維持し、ブレーキやクラッチの数に関してはそれより少なくて済むものだった。そのシンプルな構造は、6ATとほぼ同じコンパクトさという果実をもたらした。

  • 谷島の情識

    「失敗するな」と熱心に注意する上司が失敗を招く

     プロジェクトでも日々の業務でも、失敗しては困るから「失敗するな」と上司が部下に注意する。だが、注意し続ければ失敗しない、とは言い切れない。熱心に注意したにもかかわらず失敗してしまうこともある。

  • 設計力の魂

    「真のニーズ」を設計仕様に置き換えられているか?

    第45回 収束しない検査不正を設計面から考える

     検査不正がなくならない。出荷検査の目標値を満足できないことも少なくないようだ。私の仕事柄の経験だが、「品質不具合とは何か?」と問い掛けると、多くの場合、壊れるとか壊れないなどの故障モード(状態)を示す表現が返ってくる。だが、私が設計者として期待する回答は、「目標値を満足しなくなる」だ。

  • 日本企業を元気にする「知財戦略論」

    日本の先進性を示す国際指標を作れないか

    第25回 公益資本主義への移行

     会社は誰のものか。よく言われるフレーズであるが、その定説は「株主」となっている。そして、「会社は株主のもの」という定説は、現在の日本国会社法とも整合する結論である。

  • レクサスLSの開発

    1/100に懸けろ

    第4回 図面が持つ説得力

     「次は8ATにしたい」トヨタ自動車のフラッグシップ・モデル「レクサスLS」のチーフエンジニア(CE)を務める吉田守孝が、次期モデルに積むパワートレーンの基本仕様を検討する会議の席上こう宣言したのは、2003年秋のことだった。

  • できるリーダーになるための「仕事の道具箱」

    リーダーが身に付けておきたい伝達力

    第36回 デール・カーネギーの「人に好かれる六原則」に学ぶ

     上手な話し方や聞き方などの「伝えるスキル」は、仕事をする上で大変有効なスキルです。しかし、スキルだけで対処しようとすると、相手から「自分をコントロールしようとしているのでは?」と警戒されてしまい、意図が伝わらなくなってしまうことがあります。

  • レクサスLSの開発

    起死回生の一手

    第3回 一筋の光明に暗雲が…

     季節はまた一歩冬に近づいた。トヨタ自動車構内の植え込みにも色づいた葉が積もり,時折吹く木枯らしに高く舞い上がる。2004年も,余すところ約1カ月。LS向けにV型8気筒のエンジンを新しく開発することになった旭哲治と山田哲に残された時間は少ない。今が決断の時だ。

  • レクサスLSの開発

    頂ははるか遠く

    第2回 本気でいってるの?

     収益の確保とブランド力の向上。LSに与えられた二つの使命を果たすために,トヨタ自動車でLSのチーフエンジニア(CE)を務める吉田守孝は,歴代のLSが守り続けてきた「1プラットフォーム,1エンジン」という伝統をあえて捨てた。収益を確保するベース車とは別に,ブランド力を高めるためのプレミアム車種を投入…

  • RPAを成功に導く格言

    RPAツールの選び方、見落としがちな点

    何事も道具選びは大切である。RPAを実現するためのツールにどのようなものがあるのか。選び方や使いこなすための注意点を押さえよう。

  • 熱血IoTコンサルタント伊本貴士の新技術を斬る

    自動車業界の鍵を握るのはプラットフォーマー

    第43回 大予言!自動運転元年は2019年(後編)

     前回は自動運転がデビューする年になるという話をしました。また、今後自動車は、ハードウエアの性能ではなく、自動運転の精度や自動車を利用することに付随するサービスで差異化するという話をしました。実際に、トヨタ自動車とソフトバンクとの提携など、さまざまな動が活発化しています。

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