産業機器・部材
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ニュース
アマダHD、プレス加工機械事業を再編
アマダマシンツールのプレス事業をオリイメックに統合し自動化ソリューションの供給体制を強化
アマダホールディングス(HD)は、プレス加工機事業を再編する。2019年4月1日付けで、アマダマシンツール(本社神奈川県伊勢原市)の同事業をオリイメック(同)が承継。オリイメックは、同月から社名を「アマダオリイ」に変更し、プレス加工機と自動化装置を組み合わせた自動化ソリューションや成形加工システム…
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大山聡の勝手にコンサル
電機8社の決算から、米中貿易摩擦の影響を読み解く
2019年は年初から景気の先行きを懸念するニュースが目に付く。世界の株式市場は2018年末から停滞気味で、何らかの上昇のキッカケが欲しいところだが、どちらかと言えば不安材料の方が多いのが現状のようだ。
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ニュース解説
応答波形の数値化でモーター巻線の良否を判定
日置電機、1ターンショートも検出できる試験器
日置電機は、モーターの巻線の良否を検査する試験器「インパルス巻線試験器 ST4030」を2019年2月26日に発売する。マスターワークと被試験ワークに同じインパルス電圧を印加し、それぞれの応答波の波形やLC・RC値、放電成分量を比較。インダクターなどで発生する巻線間の絶縁不良の有無を判別する。
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ニュース解説
世界最高出力の青色半導体レーザー装置を開発、銅の溶接が容易に
島津製作所と大阪大学は、世界最高出力となる1kWの青色半導体レーザー装置を開発し、「TCT Japan 2019」(2019年1月30日~2月1日、東京ビッグサイト)で展示した。
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ニュース
愛知県内の企業のベトナム進出を支援
住友商事・愛知県が協定、工業団地入居で優遇措置
住友商事と愛知県は、同県内の企業のベトナム進出を後押しする。両者は2019年2月14日、住友商事が92%出資するベトナムのThang Long Industrial Park II との3者で協定を締結。Thang Long Industrial Park II がフンイエン省で運営する第2タンロ…
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ニュース解説
ドットパターンの写り込みを抑えて画像ムラを低減
シーシーエス、フラットドーム照明の新シリーズ
シーシーエス(本社京都市)は、明るさを従来機種比で2.5倍に高めた画像処理検査用フラットドーム照明「LFXV」シリーズを発売した。ドットパターンの影響を抑えて画像ムラを低減しており、検査精度の向上を図れる。電子部品や金属部品、医薬品、包装パッケージなどの検査に向く。
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ニュース
安川電機、可搬質量130kgのスポット溶接向け垂直多関節ロボット
高加圧スポット溶接対応のためサーボモーターを増強
安川電機は、スポット溶接向け垂直多関節ロボット「MOTOMAN-SP」シリーズの新機種として、可搬質量が130kgで最大リーチが2236mmの「同130」を発売した。可搬質量100kgの従来機種「同100」と同等の本体寸法と動作速度を維持しながら可搬質量を高めており、高加圧スポット溶接に対応できる…
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ニュース解説
DGSHAPE、パスプレビュー機能搭載の小型彫刻機
ワークテーブルA4ワイド判サイズ、レーザーポインターを搭載
DGSHAPE(本社浜松市)は、ワークテーブルの寸法がA4ワイド判サイズ(幅305×奥行き230mm)の小型彫刻機「DE-3」を2019年2月21日に発売する。親会社であるローランド ディー.ジー.の現行機種「EGX-350」から基本構造を変えず、コンピューターとの接続用インターフェースやアプリケ…
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米中貿易摩擦ショック!
「米中摩擦の影響か分からないが、事実、中国で受注が減っている」、京セラ社長
「米中貿易摩擦の影響かどうかは直接分からないが、事実として、中国での受注が減少している」。京セラ 代表取締役社長の谷本秀夫氏は、同社が2019年2月1日に開催した決算発表の記者会見で、業績の下方修正と米中貿易摩擦の関係についての質問に、こう答えた。同社は、19年3月期の連結売上高の見通しを、従来予…
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米中貿易摩擦ショック!
米中摩擦がスマホ部材に影落とす、日東電工の19年3月期は純利益16%減に下方修正
「調整は予想より深くなる」(日東電工 取締役 専務執行役員 CFOの武内徹氏)。スマートフォン(スマホ)部材を主力とする同社は、2019年3月期の連結純利益が前期比16%減の730億円になる見通しを発表した。従来予想は同4%減の840億円だったが、下方修正した。スマホ部材の変調が足を引っ張る。
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米中貿易摩擦ショック!
中国向け需要が急減、ファナックの18年10~12月期は減収・減益
ファナックの2018年10~12月期連結決算は、売上高が前年同期比19.8%減の1511億円、営業利益が同42.3%減の357億円、当期利益が同6.9%減の471億円だった。米中貿易摩擦の影響で、中国や台湾向けの需要が落ち込んだ。今後も厳しい経営環境が続くことから、2019年3月期の通期連結業績予…
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米中貿易摩擦ショック!
東京エレクトロンの18年10~12月期は増収・増益、2019年は厳しい年に
東京エレクトロンの2018年10~12月期連結決算は、売上高が前年同期比4.0%増の2681億円、営業利益が同1.2%増の587億円、当期利益が同19.9%増の488億円と、増収・増益だった。ただし、データセンター投資の抑制やスマートフォン需要の低迷などで半導体出荷量の成長が減速していることから、…
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ニュース解説
回転機械をいつでも・どこでもクラウドで監視
高田工業所、電流情報から回転機械の状態を診断するサービス
高田工業所は、電流情報を基に回転機械の状態を診断するクラウド型のサービス「TM-CLOUD」を2019年4月から提供する。同社の電流情報診断システム「T-MCMA」(TAKADA Motor Current Multiplex Analysis)を利用するもの。モーターの電流を電気盤内で測り、その…
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ニュース解説
米中貿易摩擦に揺れる日本の製造業、2つの不可逆な変化が始まった
「米中貿易摩擦」が日本の製造業に深刻な影響を及ぼし始めた。追加関税措置や先端技術の主導権などを巡る米国と中国の争いが、完成品や部品の需要減を引き起こしているのだ。
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ニュース解説
ケーブルが挟みやすい定格2000AのACクランプメーター
ジョーの幅が11mmと細く、直径55mmのケーブルまで測定可能
日置電機は、センサー部(ジョー)の形状を工夫して挟みやすさを高めた交流電流計(ACクランプメーター)の新製品「CM4141」「同4142」を2019年2月28日に発売する。従来はジョーが太いためにケーブルを挟めなかった狭い空間でも、作業がしやすくなるという。工場やビルなどの電気設備の確認・保守点検…
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ニュース
東芝デバイス&ストレージがTSN対応の車載Ethernet AVBブリッジIC
東芝デバイス&ストレージは、車載および産業用ネットワークに向けて、Ethernet AVB対応のブリッジICの新製品「TC9562シリーズ」を発売した。車載インフォテインメント/テレマティクス/オーディオアンプ、および産業機器への応用を狙う。
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ニュース解説
世界で4番目の自動車業界向け技術センター、名古屋にキーサイトが開設
米Keysight Technologies(キーサイト)社は、自動車業界の顧客のサポートを行う施設「Automotive Customer Center」を愛知県名古屋市にオープンした。日本法人のキーサイト・テクノロジーは、国内の報道機関向けに発表会を開き、今回の施設のオープンに関して説明した。
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ニュース
薄いワークでも安定したクランプ力を発揮
テクノダイナミックス、誤差吸収機能を搭載したパワークランプ
テクノダイナミックス(本社静岡県菊川市)は、ワークの厚さの誤差を吸収する機能を備えたパワークランプ「TCC-2E」シリーズを発売した。クランプ角度を任意に設定できる機能も搭載しており、自動車のシャシーなどの溶接・組立ラインにおいて段取り替えや現場での調整時間を短縮できるという。
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ニュース解説
武藤工業、PCなどのエンプラで造形できる3Dプリンター
高温設定が可能なヘッドとテーブルで対応
武藤工業(本社東京)は、エンジニアリングプラスチック(エンプラ)での造形が可能な3Dプリンターの最上位機種「MF-2500EP II」を発売した。材料押出法(FDM方式)の3Dプリンターで、最大造形サイズはX300×Y300×Z300mm。デュアルヘッドを採用しており、高速で出力できる。
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ニュース解説
ビジョンとティーチングに強み、大手EMS発の新興ロボットメーカー
協働ロボットの普及を背景に、台湾の達明機器人(Techman Robot)が勢力拡大を狙っている。同社は、台湾の大手EMS事業者である広達電脳(Quanta Computer)のストレージ部門から派生した新興ロボットメーカー。2018年にはオムロンと戦略的提携契約を締結し、ロボットアームと無人搬送…