デジタルヘルス
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ニュース解説
センサー内蔵の超精巧な人体モデルをどう使う?
脳神経外科や眼科の手術シミュレーションや医療機器開発に
ヒトの生体構造や臓器や組織の物理特性を再現し、センサーを搭載した人体モデル「バイオニックヒューマノイド」の開発が進められている。既に脳神経外科と眼科に特化したモデルが開発され、手術シミュレーションやロボットアームの開発に役立てられている。
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ニュース
睡眠課題の改善にコミットしたサービス提供へ
フィリップス・レスピロニクスとiCARE
フィリップス・レスピロニクスとiCAREは、睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)の分野において、病院受診率を向上する取り組みを共同で実施することに合意した。この合意に基づき、両社でソリューション開発と共同実証実験を順次開始する。
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ニュース
看護師の転職ミスマッチを低減する求人サービス
ネガティブな側面も含めて情報提供
レバレジーズメディカルケアは、看護師転職支援サイト「看護のお仕事」内の新サービスとして、看護師が応募前に知りたい内部の詳細情報を提供する求人広告サービス「MISETE」(ミセテ)を2019年2月に公開開始すると発表した。
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ニュース
ストレス臭をケア、資生堂が新製品発表
疲労や混乱など心理的な影響を及ぼす“嫌な臭い”に策
緊張やストレスを感じる状況にいると、体内から硫黄化合物系の独特な臭いが発せられる――。化粧品大手の資生堂は、そんな「ストレス臭」を発見したと2018年10月に発表した。そして2019年2月中旬、ストレス臭をケアできるデオドラント製品を発売する。
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デジタルヘルス事例
健康医療情報活用のプラットフォームを提供、富士通
2022年度末に120団体へ、海外展開も計画
富士通は、個人の健康医療情報といったパーソナルヘルスレコード(PHR)を、安心・安全に管理しながら活用できる統合管理基盤PaaS(Product as a Service)「ヘルスケアパーソナルサービスプラットフォーム」を開発し、2019年2月13日にサービス提供を開始した。
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山崎潤一郎のデジタル危険地帯
Apple Watch Series 4の心電図機能、なぜ日本で使えないのか
発表時、心電図機能が話題になった米アップル(Apple)のスマートウオッチ「Apple Watch Series 4」だが、残念ながら日本においては同機能は封印されている。前回は米国で購入したApple Watch Series 4の心電図機能が動作する様子を紹介した。今回は、心電図機能はなぜ日本…
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ニュース
AIで糖尿病患者に適した治療薬を選択へ
札幌医科大学と富士通、富士通北陸システムズ
札幌医科大学と富士通、富士通北陸システムズは、臨床情報データのAI活用に向けた共同研究開発として、2019年2月から糖尿病治療における経口血糖降下薬の処方最適化に関するAI学習モデルの構築に着手する。
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ニュース
近鉄グループのヘルスケア実験を医学的知見でサポート
奈良医大発ベンチャーのMBTリンク
奈良県立医科大学発ベンチャーのMBTリンクは、近鉄グループホールディングスが2019年4月から実施するヘルスケアサービスの実証実験に協力すると発表した。
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ニュース
睡眠データから従業員の休退職リスクを高精度に分析
O:とこどもみらいが連携
O:(オー)は、こどもみらいと連携して、企業向け睡眠支援サービス「O:SLEEP」で「従業員の休退職リスク」や「生産性低下度合い」を高精度に推定できるようにしたと発表した。O:SLEEPで取得できる睡眠データ(客観データ)と、こどもみらいの特許技術を基にした質問票による主観データを組み合わせて精度…
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デジタルヘルス・レポート
化粧品や住宅メーカーもヘルスケア展示、CES続報
2019年1月8日~11日に米ラスベガスで開催された、米国最大のコンシューマーエレクトロニクス関連の展示会「CES 2019」では、化粧品や住宅メーカーなどからもヘルスケア関連の展示があった。
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ニュース
糖尿病の治療継続をオンラインで支援、MICIN
担当医と産業医が治療方針や勤務状況をシステム上で共有
オンライン診療サービス「クロン」を手掛けるMICINは、糖尿病患者が仕事と治療を両立できるよう支援する取り組みを中部ろうさい病院(名古屋市港区)と共同で2019年2月に開始した。愛知機械工業など9社の従業員のうち、中部ろうさい病院に通う糖尿病患者20人を対象に1カ月間実施する。
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ニュース
オートバックスが高齢者見守りサービスに参入
独自のIoTプラットフォームを構築
オートバックスセブンは、杖(つえ)に装着して高齢者を見守るIoT機器を、介護・健康などに関する展示会「東京ケアウィーク2019」(2019年2月6日~8日、東京ビッグサイト)で披露した。
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ニュース
ハイブリッド手術室向けのソリューションを共同開発
GEヘルスケアとゲティンゲグループ
GEヘルスケア・ジャパンとゲティンゲグループ・ジャパンは、共同開発したハイブリッド手術室向けの新たなソリューションを2019年2月6日に発売した。自走式X線血管撮影装置「Discovery IGS 7 OR」とカラム手術台システム「マグナス手術台」で構成する。
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デジタルヘルス・レポート
経産省のヘルスケアビジコン、7社が熱戦を繰り広げる
医師発ベンチャーの存在感増す
経済産業省は2019年1月30日に「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019」を開催した。ファイナリストに選ばれたのはアンタ―、ニューロスペース、ウェルモ、リモハブ、T-ICU、NeU、カケハシの7社である。それぞれの発表内容を見ていこう。
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山崎潤一郎のデジタル危険地帯
Apple Watch Series 4の心電図機能、米国版で試してみた
米アップル(Apple)のスマートウオッチ「Apple Watch Series 4」の心電図機能は日本では封印されている。何がハードルとなって日本での機能封印に至っているのだろうか。心電図機能の使用レビューと機能封印の理由に関する検証について、前後編の2回で取り上げる。今回は米国でSeries …
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インタビュー
最強の布陣で「健康のバリューチェーン」を作る
室山真一郎氏 LINEヘルスケア 代表取締役
LINEとエムスリーは、オンライン医療事業を目的とした新会社「LINEヘルスケア」を共同出資で設立した。医療分野への参入の狙いや今後の計画について、LINEヘルスケア代表取締役でLINE執行役員の室山真一郎氏に聞いた。
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ニュース
オンラインで診療所開業と経営をサポート、メドピア
医師の悩み相談や集合知活用も
メドピアは、医師12万人が参加する同社運営の医師専用コミュニティサイト「MedPeer」において、医師のクリニック開業や経営を支援する新サービス「CLINIC Support(クリニックサポート)」を開始した。
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ニュース
ヘルスケアとデジタル技術を融合したサービス開発を加速
JOMDDがSOMPOヘルスサポートを支援
日本医療機器開発機構(JOMDD)は、SOMPOヘルスサポートに対して、コンサルティング業務の提供を開始した。SOMPOホールディングスのヘルスケア事業の実績とデジタル技術を融合することで、「健康」に資する商品・サービスを提供する。
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ニュース
アルツハイマー病変検出法を検証へ、約2000の血液検体を分析
国立長寿医療研究センターと島津製作所
国立長寿医療研究センターと島津製作所は、オーストラリアのアルツハイマー病コホート研究の組織であるAIBL(Australian Imaging, Biomarker & Lifestyle Flagship Study of Ageing)、京都大学、東京大学、東京都健康長寿医療センター、近畿大学…
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ニュース
糖尿病診断の検査時間を短縮、新たな酵素を開発
協和メデックスが京都大学と摂南大学と共同で
協和メデックスは、京都大学と摂南大学との共同研究により、糖尿病診断におけるヘモグロビンA1c(以下、HbA1c)の測定試薬に応用できる新たな酵素「HbA1c ダイレクトオキシダーゼ(以下、HbA1cOX)」を開発した。