開発No.026 食の遊園地 地球も人も健康にする〝食〞を追究 多様な食文化を取り込んだ楽しい食ライフを企画・開発

 人が生きていくために欠かせない「食」。生きるためだけのものではなく、味や見た目を楽しむためのもの、そこに居合わせる人々との場・雰囲気を楽しむためもの、人をもてなすためのものといった意味合いもある。

 一方で、健康管理や身体づくり、あるいは美容などの目的から、食物選びに強いこだわりを持つ人々もいる。代表的なのが、塩分や糖分、脂肪分などのコントロール、プロテインやサプリメントによる栄養素の補完である。最近は、豆類、野菜、海草類を中心とした食事によって健康維持を目指すマクロビオティックなどもある。食はもともと、地域や気候、特産物や習慣、宗教などによって多様なものだが、発想の広がりや研究の結果として、最近はいっそうの多様化が進んでいる。

 そうした多様な食を受け入れ、より楽しく、健康な暮らしを実現するための〝新たな食のプラットフォーム〟づくりを目指すのが、このプロジェクトだ。

食糧危機や環境変化が食文化に影響 食材、加工技術などで多様化が一層進む

 食の多様性は、さらに拡大していく可能性がある。背景にあるのは、食にまつわる社会課題。具体的には、今後訪れる世界的な食糧危機と、収穫できる食材の変化、食の安全への意識の高まりである。

 日本では人口が減る傾向にあるものの、世界は逆に人口がどんどん増えていく。2050年には90億人に達する。その胃袋を満たすには世界中から食材という食材を集めても足りない状況が訪れる。自給で賄わない限り、世界的な食材争奪戦は免れない。

 そこで重要になるのが、計画的な生産と収穫である。畜産(養殖)や植物工場がそれだ。徐々に魚も陸上養殖に向かっている。生育環境からエサまで、すべてコントロールした環境で生産するため、安全な食材という位置付けにもなる。最近は成長するまでにかかる資源やエネルギーの観点から、昆虫食にも目が向いている。

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 さらに擬似肉というトレンドもある。例えば大豆から作ったソイミート、細胞を培養して作るバイオミート、こうしたものをベースに見た目や味・食感までを本当の肉に似せて作るデザインミートといったものだ。

 食材、調理方法、味付け、食べ方まで、食の組み合わせは多彩だ。さらに、食べる場所、その服装、照明、音楽などを含めれば、その広がりは無限といってもいい。この多様性を残してこそ、食は豊かになる。それが楽しさ、生活の豊かさにつながり、引いては健康な生活につながっていく。

 本プロジェクトでは、安全性と健康重視の結果、狭まってしまった食の選択肢を広げ、安全で健康的でありながらも豊かで、多彩、そしてサステナブルな食文化づくりを目指す。そのために、新たな素材・食材の開発者や生産者、料理や調理法の研究家、調理器具の開発者、レストランや病院、学校の経営者、ライフスタイルや空間のデザイナーなど、食に興味を持つビジネスパーソンを募集する。新たな文化をブランド化できれば、その先にさまざまなビジネスが広がっていくはずだ。

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