製品の性能向上ニーズへの対応に伴って、扱う信号の高周波化、低電圧化がますます進んでいます。しかし、開発現場では、ノイズ問題に起因する動作不良の増加や、コンプライアンス試験やVCCIなどのEMC規格をクリアできないといった問題が顕在化しています。

 このような問題を、どう解決すれば良いか。これまでの知見や経験に基づいた具体的な設計例を踏まえて解説していきます。ノイズ問題の解決の鍵を握るのが、シグナルインテグリティー(SI)、パワーインテグリティー(PI)、EMCです。これらが、ノイズが引き起こす諸問題の解決にどう役立つかを分かりやすく説明します。さらに、ノイズ対策を実施しないとどのようなトラブルに見舞われるかについても解説します。

受講効果

  • ノイズ問題に起因する動作不良の原因究明および対策技術を習得できます。
  • コンプライアンス試験やEMC規格をクリアするための技術が身につきます。
  • 高周波・低電圧の回路設計技術の勘所が分かるようになります。

講師紹介

河村 隆二 氏 (かわむら りゅうじ)

イノテック株式会社
設計解析ソリューション部 部長

 大手メーカーにてシグナルインテグリティーの解析エンジニアとして従事した後、2005年に「ギガヘルツテクノロジー」を設立し、SI/PI/EMC関連のノイズの問題解決の支援やノイズ設計のフロー構築などのコンサルティング業務において、15年の経験および累計200件以上の対応実績を持つ。

 また、大手EMC設計ツールに採用実績もある高速回路シミュレーターの開発や独自の設計フローを取り入れた電源設計支援ツール“PDNPlanner”などのツール開発も手掛ける。

 現在は、ギガヘルツテクノロジーがイノテックに統合され、イノテックの設計解析ソリューション部に所属。これまでのノイズ解析ソリューションに加え、組み込み設計などで使われるモデルベースデザイン関連の新規ビジネスを行う。

概要

日時: 2017年01月31日(火)10:00~17:00(開場09:30予定)
会場: エッサム神田ホール1号館 301(東京・神田)
主催: 日経エレクトロニクス

受講料(税込み)

  • 一般価格:49,800円
  • 読者価格:43,200円
  • 日経エレクトロニクス+
    日経テクノロジーオンラインセット購読付価格:66,000円
  • ※お得な複数名同時申し込みもできます。詳細は青いお申し込みボタンをクリック
■読者価格
「日経テクノロジーオンライン有料会員(年払いのみ、日経エレクトロニクス、日経ものづくり、日経Automotiveとのセット購読含む)の方は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
■複数名同時申込価格
開催日の3日前(土日・祝日がある場合はその前日)に受付を終了させていただきます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

10:00 - 17:00

0.講師の紹介と参加者に対するヒアリング

本講座では最初に、セミナー参加の目的と得たい結果を参加者にヒアリングし、参加者にとってできるだけ意味のあるセミナーになるように、以後の説明の内容や事例の内容をカスタマイズします。

1.ノイズ対策の必要性概要

ノイズ対策を行わない場合に、どのようなトラブルに見舞われるのか? 過去の設計事例を基に説明します。

2.シグナルインテグリティー(SI)に関わるノイズ問題

主要なトピックに対して、それらが信号波形にどのような影響を与えるのかを解説します。

・信号波形と周波数分布の考え方
・集中定数と分布定数の考え方
・特性インピーダンスについて
・配線トポロジーと終端等による反射抑制技術
・高周波の減衰特性について
・クロストークとその対策
・表面層と内層の違いと注意点
・リターン電流と不連続の原因
・ジッタとその分類/対策
・高周波解析で必要な統計解析手法

また、上記と合わせて、これまで経験した以下のようなインターフェース規格についても解説します。

 3G-SDI
 USB3.0
 DDR3/DDR4

3.パワーインテグリティー(PI)に関わるノイズ問題

設計者にとって馴染みが少ない電源ノイズがどのような影響を及ぼすのか、さらにPIの基礎的な知識を分かりやすく解説します。

・PI解析の必要性
・コンデンサーの基本特性
・反共振とその対策について
・電源プレーンの基本特性
・プレーン共振について

4.EMC対策基礎技術

2.および3.で学習したSI/PI技術を応用し、EMC対策をどのように行うのかを分かりやすく解説します。

・EMC対策の必要性
 放射ノイズ、伝導ノイズ、イミュニティー対策において以下の観点で解説します。
・SI観点でのEMC対策
・PI観点でのEMC対策
・コモンモードノイズとその対策について
・デザインルールチェック

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
■受講料のお支払いと受講証について
≪1名でお申し込みの場合≫
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書を郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
クレジットカード支払いの方は、受講証はMyPageから印刷してご持参ください。

≪複数名同時申込の場合≫
お支払い方法が「請求書」の場合、お申込筆頭の方に、後日、筆頭の方の受講券と全員分の合算請求書を郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
クレジットカード支払いの場合、お申込筆頭の方はMyPageから受講証を印刷してご持参ください。
※支払方法にかかわらず、申込完了後にお申込筆頭者の方宛に、「登録完了メール」をお送りしますので、2人目以降の方はそちらを印刷してご持参ください。
 筆頭の方は、2人目以降の方に、「登録完了メール」の転送をお願いいたします。

■お申し込み後のキャンセルおよび欠席など
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。講師等の急病、天災その他の不可抗力、その他やむを得ない事情により、中止する場合があります。この場合、受講料は返金いたします。
■最少開催人員
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。