本講座は都合により中止とさせていただきました。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。


自動車分野などでは今、製品を開発し納入する際に要求された安全性や品質を実現するだけではなく、説明を求められる機会が増えています。

特に、ISO26262といった機能安全規格の対象となる製品では、自動車メーカーなどの納入先や第三者認証機関に対して、必要な文書を提出するだけではなく、さまざまな疑問に答える形で「自らの製品の安全性や品質を論証」していく必要があります。ここで場当たり的な説明をしていると、非常に多くのコストが発生してしまうという問題があり、実際に多くの日本企業がこうした問題を抱えています。

製品やサービスの安全性や品質を説明しなければならない機会は、あらゆる組織レベルのさまざまな場面で現れます。システムやソフトウエア開発におけるテストや試験の十分性の説明、ハザード分析やリスクアセスメント活動の妥当性、組織の内部統制監査への対応、製品やサービスによって引き起こされた事故に対する利用者への説明などなど。これらの説明や論証の対応を誤ると不必要なコストが発生してしまうだけではなく、組織存続にかかわる大きな問題となる危険性があります。

本講座では、ソフトウエア設計開発者を対象に、ISO26262対応活動の一部を例に取り上げつつ、安全性に関する説明と論証の背景と考え方を分かりやすく解説します。併せて、演習を行い、さまざまな場面で応用可能な安全性論証の技術を習得します。

【受講効果】
  • ISO26262対応で必要な論証技術を得ることができます。
  • 説明と論証の重要性と難しさを理解することができます。
  • 説明と論証に必要な技術を系統的に理解することができます。
  • さまざまな場面で現れる説明と論証が必要な状況を統一的に把握する視点をえることができます。
  • さまざまな場面で現れる説明と論証が必要な状況に対して、効率的に対応する技術を学ぶことができます。

講師紹介

高井 利憲 氏 (たかい としのり)

チェンジビジョン チーフエンジニア

高井 利憲 氏

1996年九州工業大学情報工学部知能情報工学科卒。2001年奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程単位取得認定退学〔博士(工学)〕。産業技術総合研究所などを経て、現在チェンジビジョン所属。ISO/IEC JTC1/SC7/WG7 国内委員、ISO/IEC15026 System assurance共同編集委員を務めるとともに、奈良先端大学にて「システム要求工学」「システムアシュアランス」等の講義や演習を担当。

概要

日時:2016年10月31日(月)10:00~17:00(開場9:30予定)
会場:Learning Square新橋 4F(東京・新橋)
主催:日経Automotive

受講料(税込み)

  • 一般価格54,000円
  • 読者価格43,200円
  • 一般価格
    一般価格には「日経エレクトロニクス購読(最新号より13冊)」、「日経ものづくり購読(最新号より13冊)」、「日経Automotive購読(最新号より10冊)」のいずれかお選びの雑誌(いずれも月刊)が含まれます。 ご送本開始は開催後になります。
  • 読者価格
    「日経エレクトロニクス」「日経ものづくり」「日経Automotive」定期購読者(いずれも「日経テクノロジーオンライン有料会員セット」での購読を含む)、「日経テクノロジーオンライン」有料年間購読者は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む雑誌購読を登録させていただく方には、各誌が配信している無料メルマガ(日経エレクトロニクスニュース、日経ものづくりNEWS、日経Automotive NEWSのいずれか)を配信設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

10:00 - 17:00

0.なぜ安全性論証なのか

・品質を説明することの必要性
・機能安全規格対応における安全性論証の必要性
・さまざまな場面で必要とされる論証技術

1.安全性論証の基礎

・論証の基礎概念:
 論証の考え方を提示したツゥールミン
 議論学における重要概念
 安全性ケースとアシュアランスケース
・論証の記述法:
 ゴール構造化表記法

2.安全性論証の実際

・システム/ソフトウエア開発において論証が必要となる場面
 設計の妥当性
 テストケースの十分性
 ハザード/リスク分析の網羅性
・いつ、どこで、誰が、誰に、論証をするのか:安全性論証プロセス
 論証のターゲットとなるステークホルダーの識別と特徴付け
 主張と論証戦略の記述および必要な証拠の決定
 論証に対するレビューとその結果の管理
 安全論証ガイドラインと安全論証パターン
・ISO26262における安全性論証の事例

3.演習

・一般的な話題を用いた練習問題
・グループワークによるソフトウエア開発現場を想定した演習
・グループワークによるISO26262対応を想定した演習
・安全論証の記述支援ツール紹介

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
■受講料のお支払い:
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席など:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。講師等の急病、天災その他の不可抗力、その他やむを得ない事情により、中止する場合があります。この場合、受講料は返金いたします。
■最少開催人員:
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。