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自動車はエレクトロニクスで動いている──。そう言っても過言ではないほど、クルマの機能は今、カーエレクトロニクスに大きく支えられています。最近は電子制御がより複雑になり、複数のシステムが連携して性能の向上を図るようになっています。この傾向は今後も加速するため、カーエレクトロニクス技術を俯瞰して理解することが大切になってきます。全体を見ながら、個々の技術を深掘りすることが自動車分野の技術開発に求められているのです。また、最近では自動運転を視野に入れながら電動化、情報化、自動化が話題になりつつあります。

本講座は、最新のカーエレクトロニクスについて、その技術的な特徴と勘所を2日間で押さえることができる講座です(1日ずつでも受講できます)。本講座で取り上げるのは、カーエレクトロニクス技術の中でも特に重要な次の6つの技術。(1)ハイブリッド車(HEV)・電気自動車(EV)車、(2)SiC、(3)パワー半導体実装技術、(4)V2X、(5)情報化、(6)車載電子システムのカーエレ技術──です。

講師は、ベストセラー書籍である『図解カーエレクトロニクス』(日経BP社)の著者を中心に、新たな講師も登壇。高度かつ複雑になっているカーエレクトロニクス技術を分かりやすく解説いたします。

自動車メーカーや自動車部品メーカーでカーエレクトロニクス技術に携わる方はもちろん、電機メーカーや産業用機器メーカー、一般機械メーカーなどにお勤めの方で、今、最も旬なカーエレクトロニクス技術を短期間で学びたいという方にお薦めの講座です。当該分野の動向を把握することができるため、技術者以外の方でも受講いただける内容です。

【受講効果】
  • カーエレクトロニクスの中でも、特に重要な最新技術に関して短期間で学べます。
  • 俯瞰的に学ぶことで、最新のカーエレクトロニクス技術の全体像をつかめます。
  • 実務経験豊富な講師ができる限り分かりやすく技術を解説します。

概要

日時:2016年3月28日(月)~29日(火)
10:00~17:00(開場9:30予定)
会場:Learning Square新橋 6F(東京・新橋)
主催:日経Automotive

受講料(税込み)

2日間受講

  • 一般価格(2日間)90,000円
  • 読者価格(2日間)82,000円
  • 一般価格(書籍付・2日間)97,000円
  • 読者価格(書籍付・2日間)89,000円

1日目のみ受講

  • 一般価格(1日目のみ受講)54,000円
  • 読者価格(1日目のみ受講)43,200円
  • 一般価格(書籍付・1日目のみ受講)61,000円
  • 読者価格(書籍付・1日目のみ受講)50,200円

2日目のみ受講

  • 一般価格(2日目のみ受講)54,000円
  • 読者価格(2日目のみ受講)43,200円
  • 一般価格(書籍付・2日目のみ受講)61,000円
  • 読者価格(書籍付・2日目のみ受講)50,200円

冊子名

本セミナーの実践的参考書として最適な書籍「図解カーエレクトロニクス システム編【増補版】」(上下セット)と、あわせてお申し込みいただけます。
(書籍は、当日受付にてお渡しします。)

  • 一般価格
    一般価格には「日経エレクトロニクス購読(最新号より13冊)」、「日経ものづくり購読(最新号より13冊)」、「日経Automotive購読(最新号より10冊)」のいずれかお選びの雑誌(いずれも月刊)が含まれます。 ご送本開始は開催後になります。
  • 読者価格
    「日経エレクトロニクス」「日経ものづくり」「日経Automotive」定期購読者(いずれも「日経テクノロジーオンライン有料会員セット」での購読を含む)、「日経テクノロジーオンライン」有料年間購読者は、「読者価格」でお申し込みいただけます。
  • 本セミナーの実践的参考書として最適な書籍「図解カーエレクトロニクス システム編【増補版】』上下セット」と、あわせてお申し込みいただけます。(書籍は、当日受付にてお渡しします。)
  • ※受講料には、昼食は含まれておりません。
  • ※一般価格に含む雑誌購読を登録させていただく方には、各誌が配信している無料メルマガ(日経エレクトロニクスニュース、日経ものづくりNEWS、日経Automotive NEWSのいずれか)を配信設定いたします。
  • ※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

プログラム詳細

1日目 ― 3月28日(月)

10:00 - 10:30

【1】カーエレクトロニクスの歴史俯瞰と今日的な話題1:電動化

加藤 光治 氏MTEC 代表取締役、サイコックス ファウンダ―・技術顧問
(前 デンソー 専務取締役、電気電子系統括)

加藤 光治 氏

アイドルストップやハイブリッドの増加に伴って、車載機器の電動化が進んでいる。まずはその動きを俯瞰する。ハイブリッド車に対抗してクリーンディーゼルなどが着目されているが、電動化は共通のニーズとして高まるであろう。

10:30 - 12:00

【2】HEV・EV製品の開発最新動向と、必要とされるパワエレ人材育成への取り組み

佐藤 博英 氏デンソー
EHV機器技術1部 担当部長

佐藤 博英 氏

いろいろなハイブリッド車(HEV)やそのコンポーネントの特徴と進化を見て、今後の動向を予測する。また、電動化に不可欠なパワーエレクトロニクス製品では、電磁気・機械・半導体・制御・EMCなど、幅広い技術が必要となる。技術者はその先端技術と共に、広い視野でこれらの技術分野にも精通し、先を読みシナジー効果を発揮した製品開発が必要不可欠である。業務が細分化される中で、如何に求められるパワエレ人材を育成していくか、我が社の取り組みについて紹介する。

13:00 - 14:30

【3】SiCの開発の現状と車載への展望

濱田 公守 氏トヨタ自動車
パワーエレクトロニクス開発部 主査

濱田 公守 氏

自動車業界ではCO2低減と将来のエネルギー資源の多様化に対応するため、ハイブリッド車(HV)や プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)、電気自動車(EV)などの電動系環境対応車両の開発を進めている。中でもHVは現実的かつ有効な車両と考えられ、市場に広く受け入れられている。トヨタ自動車はHVシステムを次世代電動系環境対応車両のコア技術と位置付け、その性能向上に積極的に取り組んでいる。SiCパワー半導体はその低損失性能からHVシステム用次世代パワー半導体として期待されている。本講座ではトヨタのSiCパワー半導体開発の取り組みと実車搭載による評価状況、そして今後の展望について述べる。

14:45 - 16:15

【4】車載パワーデバイスの高放熱実装技術

神谷 有弘 氏デンソー
電子基盤技術統括部 担当部長

神谷 有弘 氏

車載装置の電子化は、平行してアクチュエーターの電動化も促した。モーター制御のみならず、点火およびさまざまなソレノイド駆動装置においてもパワーデバイスの果たす役割は大きい。これらパワーデバイスの実装においては、熱マネジメントを意識した実装設計が重要である。
パッケージされたパワーデバイスもしくはベアチップのパワーデバイスにおいて、その同じ製品でも設計方法がさまざまあることを、適用事例を紹介しながら、信頼性の視点を中心に具体的な設計ポイントを解説する。

16:15 - 17:00

【5】電動化への期待の話題のまとめ

加藤 光治 氏MTEC 代表取締役、サイコックス ファウンダ―・技術顧問
(前 デンソー 専務取締役、電気電子系統括)

加藤 光治 氏

電動化と情報化との関係、さらには自動運転への関わりを述べ、近未来の車への期待を解説する。

2日目 ― 3月29日(火)

10:00 - 10:30

【1】カーエレクトロニクスの歴史俯瞰と今日的な話題2:自動化・情報化

加藤 光治 氏MTEC 代表取締役、サイコックス ファウンダ―・技術顧問
(前 デンソー 専務取締役、電気電子系統括)

加藤 光治 氏

米Google社によって自動運転の仕掛けが始まった。予防安全の手段としても共通要素が大きく、今後その動きに着目必要がある。

10:30 - 12:00

【2】予防安全・自動運転の動向と技術

樋口 正浩 氏デンソー
ADAS推進部 事業推進室 室長

樋口 正浩 氏

交通事故死亡者低減を目指した、予防安全機能の動向を俯瞰するとともに、製品および重要技術を解説します。また、自動運転技術への広がりを解説します。

13:00 - 14:30

【3】カーナビの歴史と情報化時代の地図展望

東 重利 氏トヨタマップマスター
代表取締役社長

東 重利 氏

今や普通に利用されているナビゲーションシステムは、自動車技術から発展してきた唯一の商品である。その歴史は位置評定技術、ディスプレイ技術、経路探索&案内技術、HMI(Human Machine interface)技術など複合的な技術の発展と共に、小型化、高性能化、低コスト化が進んだ。現在ではさまざまなモバイル端末でも利用されている。初期のカーナビは目的地まで正確に案内する機能のみであったが、自動車制御への利用、社外の情報提供端末としての利用、と応用範囲が広まっている。現在では運転支援の高度化、その先にある自動運転への活用のための研究が進められている。本講演ではキー技術の1つであるデジタル地図を中心に、カーナビの歴史と最新の取り組みについてご紹介したい。

14:45 - 16:15

【4】車載電子システムの高機能化・複雑化を支えるエレクトロニクス技術

小野 孝幸 氏デンソー
電子基盤システム開発部 セーフティ・セキュリティ技術開発室 担当部長

小野 孝幸 氏

エンジン制御から始まった車載システムの電子化がボディ系、走行安全系、そして情報系へと拡大してきた。さらに、制御システムが連携する統合制御への高機能化・複雑化してきている。ハードウエアの進化の歴史、ソフトウエアの進化の歴史を踏まえ、その開発のプラットフォーム化やモデルベース開発の必要性まで、車載電子システムの高機能化・複雑化を支えるカーエレクトロニクス技術を幅広く解説する。

16:15 - 17:00

【5】自動化・情報化の話題のまとめ

加藤 光治 氏MTEC 代表取締役、サイコックス ファウンダ―・技術顧問
(前 デンソー 専務取締役、電気電子系統括)

加藤 光治 氏

20世紀の前半に花咲いたクルマが、20世後半にカーエレクトロニクスの進化に伴って、走る、止まる、曲がる、情報化(つながる)の分野で進化に貢献した。21世紀は、電動化、情報化および自動化が連携し合って夢の車の実現を迎えようとしている。その時代を迎えるにあたり、心構えを語る。

  • ※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
  • ※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
■受講料のお支払い:
お支払い方法が「請求書」の方には、後日、受講券・請求書をご郵送いたします。
ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお、振込手数料はお客様のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
「クレジットカード支払」の方には、受講券のみをお送りいたします。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席など:
お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
会場までの交通費や宿泊費は、受講される方のご負担となります。講師等の急病、天災その他の不可抗力、その他やむを得ない事情により、中止する場合があります。この場合、受講料は返金いたします。
■最少開催人員:
15名。参加申込人数が最少開催人員に達しない場合は、開催を中止させていただくことがあります。