ニュース

小笠原の母島に太陽光と蓄電池、「再エネ100%」目指す、東京都など実証

2018/12/26 17:54
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
太陽光パネルなどの設置候補地
(出所:東京都)
クリックすると拡大した画像が開きます

 東京都と東京都小笠原村、東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)の3者は、小笠原諸島の母島で「再生可能エネルギー100%」の電力供給に向けた実証事業を実施する。12月21日、同事業に関する協定を締結したと発表した。

 母島に太陽光パネルと蓄電池などを設置し、1年のうち半年程度を視野に太陽光発電のみでの電力供給を実施する。2019年1月から3年程度の予定で自然環境調査などを行い、事業計画を検討する。その後、太陽光パネルなどの設置工事を行い、2022年度末から実証を開始する予定。実証期間は3年間。

 設置する候補地は、世界自然遺産区域外になる圃場跡地などの都有地・村有地など。自然環境調査や専門家の意見などを踏まえて検討する。希少な動植物などに影響を与えないよう、また景観にも配慮しながら事業を適時見直し、実施の可否を慎重に判断するとしている。

 東京都が目指す「ゼロエミッションアイランド」、小笠原村が目指す自然と調和した「サステイナブルアイランド」の実現に向けた取り組みの一環。実証後は、太陽光発電による電力を継続的に供給するとともに、さらなる再エネの拡大を目指す。

  • 記事ランキング