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東芝グループ、大牟田市に22MWのバイオマス発電、輸入パーム椰子殻で

2018/12/25 12:04
工藤宗介=技術ライター
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稼働中の「三川発電所」
(出所:東芝)
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 東芝エネルギーシステムズ(川崎市)は、福岡県大牟田市に輸入バイオマスを使った火力発電所を建設する。11月27日に発表した。

 同社グループ会社のシグマパワー有明(東京都港区)が所有するバイオマス発電所「三川発電所」(福岡県大牟田市)の隣接地に新たな設備を建設する。

 燃料に輸入パーム椰子殻(PKS)を想定したバイオマス専焼発電で、出力22MWのボイラー2基(合計44MW)を備える。発電量は一般家庭約7万世帯分に相当する。

 固定価格買取制度(FIT)の売電単価は24円/kWh。2019年秋に着工し、2022年春に稼働を開始する予定。ボイラーの種類およびメーカーは非公表。投資金額は200億円。

 すでに稼働中の三川発電所は、輸入PKSを燃料に採用したバイオマス発電所。出力50MWで一般家庭約8万世帯に相当する。また、構内にPKSを最大3万t貯蔵できる専用置き場を持つ。今回、隣接地に新たな発電所を建設することで発電事業を拡大する。

 東芝グループは、再生可能エネルギー発電事業者として規模を拡大し、将来的には再エネや蓄電池など複数のエネルギーとVPP(仮想発電所)の最適制御により、電力市場全体の安定供給を実現する統合アグリゲーターサービス事業の展開を目指す(関連記事:東芝グループ初のバイオマス発電所、大牟田市に50MWで稼働)。

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