ロボットで検体・薬剤を搬送、聖マリアンナ医科大学病院

NECネッツエスアイと共同で実証実験

2018/12/19 18:35
近藤 寿成=スプール

 聖マリアンナ医科大学病院とNECネッツエスアイは、デリバリーロボット「Relay(リレイ)」による検体・薬剤搬送の実証実験を行う。期間は2018年12月16日~2019年1月11日、場所は聖マリアンナ医科大学病院となる。

実証実験での操作イメージ
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 今回の実証実験は、神奈川県の「公募型『ロボット実証実験支援事業』」に採択されて実施されるもの。医療現場でデリバリーロボットが検体および薬剤の搬送を行うことで、「医療従事者の搬送業務における負担軽減」「RFID認証による開閉、ログ管理による搬送品の安全性及び品質確保の向上」「施設内やエレベーターを走行することで病院利用者等に対してストレスにならないかの確認」といった効果があることを検証する。

 Relayは、米Saviokeが開発した自律走行型デリバリーロボット。本体ディスプレイ上での番号入力による容易操作での搬送指示や、各種センサーで人や障害物を回避しながらの自律走行に対応する。さらに、エレベーター連携によるマルチフロア移動や、病院利用者などに対する圧迫感のないコンパクト設計での人との共存が可能なほか、秘匿性の高い搬送用途に対応するため、RFIDカード認証によるロック機能を新たに搭載する。

実証実験での搬送イメージ(薬剤)
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 聖マリアンナ医科大学病院とNECネッツエスアイは、今回の実証実験を通して、医療従事者の搬送業務における負担軽減や業務効率化を推進。働き方改革を促進することで、入院患者等の病院利用者への利便性・サービス向上を目指す。さらにNECネッツエスアイは、今回の実証実験で得られた課題を通じて、Relayの機能拡張をはかる。

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