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MHIヴェスタス、9.5MWの風車を100基受注、英最大の洋上風力向け

2018/12/18 09:31
工藤宗介=技術ライター
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MHIヴェスタス製の洋上向け大型風力発電設備
(出所:MHIヴェスタス)
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 三菱重工業とデンマークVestas Wind Systemsが折半出資するMHIヴェスタス(MHI Vestas Offshore Wind)は12月6日、英国スコットランドの東岸沖合の洋上風力発電プロジェクト向けに100基の風力発電設備を受注したと発表した。

 単機出力で最大級となる9.5MWの洋上向け大型風力発電設備「V164-9.5MW」を納入する。合わせて15年間の長期保守サービスも契約した。

 モレイ湾の沖合約22kmの北海洋上で開発を進めている出力950MW級のモレイ・イースト洋上風力プロジェクトで、2022年に運転を開始する予定。英国最大級の洋上風力発電プロジェクトとなり、約95万世帯分の電力を供給する計画。

 英国の発電事業者Moray Offshore Windfarm (East)が手掛ける。同社は、スペインの再生可能エネルギー事業会社EDP Renewables、英国法人Diamond Green(三菱商事グループ、関西電力グループ、三菱UFJグループが出資)、フランスの総合エネルギー企業ENGIEの合弁会社。

 MHIヴェスタスにとっても、設立以来最大規模の受注になる。建設海域近傍のクロマティー湾の一角に、出荷に向けた仮組み立て拠点を開設するほか、同社の持つワイト島ブレード工場で生産する。一連の業務により、英国での地元雇用の創出が見込まれる。

 同社の納入済みおよび今後納入予定の発電設備は8GWを超える。今回の受注を弾みとして、一層の受注拡大を目指すとしている。

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