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ミニストップ、ブロックチェーンで電力融通、太陽光を最大活用

2018/12/17 06:38
工藤宗介=技術ライター
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デジタルグリッドコントローラー
(出所:ミニストップ)
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実証実験の構成図
(出所:ミニストップ)
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 コンビニチェーンのミニストップは12月13日、ブロックチェーン技術を活用した再生可能エネルギー実証実験に参加すると発表した。参加に先立ち、電力融通を行うデジタルグリッドコントローラー(DGC)をさいたま市内の「ミニストップ」4店舗に設置した。実証実験期間は2019年4月~2020年3月。

 デジタルグリッド(東京都千代田区)が環境省より受託した「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の一環。系統電力と切り離された地域をつくり、電力を融通し合うことで、太陽光発電などの再エネを最大限に活用するとともに、災害時の電力の自立運営を目指す。

 実証実験では、ブロックチェーンを用いた電力融通の決済システムによって仮想的な電力融通取引を行う。埼玉県・浦和美園地区のショッピングモール「イオンモール浦和美園」や、スマートコミュニティ街区の戸建住宅、さいたま市内の「ミニストップ」が参加する。

 「ミニストップ」に設置したデジタルグリッドコントローラー(DGC)は、店舗の使用電力量を計測すると同時に、使用電力量に影響する気温と気圧を計測するセンサーを備え、電力需要を予測する機能を搭載する。実験開始までにさらに1店舗を加え、合計5店舗が実証実験に参加する。

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