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メガソーラーの電流測定に適した電流センサ用電源、日置電機が製品化

2016/12/15 18:17
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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メガソーラーにおける多条配線の大電流測定に対応
(出所:日置電機)
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 日置電機は12月1日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の使用状況に対応した電流センサ用電源「CT9557」を発売すると発表した。

 波形出力機能を持った高精度な電流センサ用の電源で、記録計や電力計といった測定器、データロガーと組み合わせて使うことで、波形の表示や解析を可能とする。

 今回発表した「CT9557」は、メガソーラーにおける電流の測定に対応した。

 大規模な太陽光発電システムでは、1000~3000Aといった大きな電流が、2~4本程度の電線に分岐して流れている。

 このような電流は、1つの電流センサでは測定できない。一般的には、それぞれの電線の電流値を、複数の電流センサで測定し、それぞれの測定値を合算するか、電流センサの数量に対応したチャネル数を備える記録計や電力計で加算している。 

 「CT9557」は、こうした複数の電流センサからの信号波形を加算する機能を備え、分岐した電線ごとに測定した電流値を合算し、一つの信号として出力する。これにより、面倒な合算が不要となり、記録計や電力計は1チャネルへの入力で済む。

 この加算機能を応用することで、三相電流の簡易的な漏れ電流測定も可能となっている。

 1台で4チャネルまでの電流センサの電源として使用できる。販売価格は15万円(税抜き)となっている。

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