介護施設でAI搭載ロボを検証、2020年に10万台普及へ

2019年8月にレンタル開始

2018/12/13 19:20
近藤 寿成=スプール

 米サンフランシスコに拠点を置くAeolus Robotics(アイオロス・ロボティクス)は、2018年1月の展示会「CES2018」で発表したAI・機械学習機能搭載型ヒューマン支援ロボット「アイオロス・ロボット」のレンタルサービスを2019年8月に開始する。予約開始時期は2019年4月で、価格は月額15万円(税別)を予定する。

ヒューマン支援ロボット「アイオロス・ロボット」
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 アイオロス・ロボットは、AI・機械学習機能を搭載する。学習内容をクラウド上で複数のロボットが共有し、個々へのフィードバックを繰り返すことで、変化する環境やその周囲の人々に適応できるようになる。また、2つのロボットアームと車輪を用いて、人の生活におけるさまざまな作業をサポートできるほか、見守り中の発作や転倒といった緊急事態にも敏速に対応できる。

 Aeolus Roboticsは、日本の超高齢化社会における介護マーケットの拡大を見据えている。ロボットの導入を積極的に進めている国内企業と、介護施設内での附帯業務支援に関する実用検証試験を開始しているという。この実用検証試験での機能確認を経て、今後は介護施設内での日用品、食事、洗濯物などの運搬や公共施設内でのパトロール、配達などの業務をサポートするヒューマン支援ロボットとして、2020年までに10万台の普及を目指す。

 そのほか、アイオロス・ロボットは周囲の環境・情報を学習・認識できる「AIビジョンセンサ」を装備する。人が後ろ向きや横たわった状態でも同一人物だと認識できる「高度な物体検知能力」とともに、「空間認識機能」や「生体信号検知機能」を備える。「音声認識機能」にも対応し、音声で指示することも可能である。

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