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花王、米子会社で屋根上太陽光、廃水処理施設で自家消費

2018/12/06 19:28
工藤宗介=技術ライター
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太陽光パネルを設置したKao USAの廃水処理施設
(出所:花王)
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 花王の米国子会社で消費者向け製品を製造・販売するKao USAは、廃水処理施設の屋根に出力45.9kWの太陽光パネルを設置し、10月8日から運用開始した。

 発電した設備は廃水処理施設で自家消費する。発電量は年間約52MWhで年間約24tのCO2削減を見込んでいる。なお、太陽光パネルおよびパワーコンディショナー(PCS)のメーカーは非公表。

 花王では、事業活動による温室効果ガス排出量を削減する取り組みとして、太陽光発電などの導入を進めている。国内拠点では、愛媛工場(花王サニタリープロダクツ愛媛)が太陽光発電設備(出力334kW)と非化石証書を使ってCO2排出量ゼロ(年間2万5000t削減)を実現した。

 また、海外工場では、マレーシアの花王ペナングループ(出力136kW)、タイの花王インダストリアル(出力580kW)、中国の上海花王有限公司(出力297kW)で、太陽光発電設備を導入している。

 このほかの取り組みとしては、国内4工場で水力発電やグリーン電力証書の使用により、4工場合計で年間2万9000tのCO2排出量削減を実現した。国内の全生産拠点(10カ所)における購入電力による再エネ使用割合は約35%になる。

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