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日産、EV+太陽光のデモハウス「Nissan Energy Home」公開

2018/11/29 11:48
工藤宗介=技術ライター
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Nissan Energy Home
(出所:日産自動車)
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 日産自動車は11月28日、電気自動車(EV)の蓄電池を活用したデモンストレーション・ハウス「Nissan Energy Home」を横浜市の本社ギャラリーで公開した。ハウスには、太陽光パネルとEV「日産リーフ」、EV搭載の蓄電池からの電力を住宅に供給するV2H(Vehicle-to-Home)システムを設置した。

 屋根に設置された太陽光パネルで発電した電力や系統電力をV2Hシステムを介してEVに充電する一方、EVの蓄電池に充電した電力で家電製品や照明を使うといった電気の流れを可視化した。既存の技術を活用して実用化できることを示したという。

 EVをVPP(仮想発電所)として活用できるエネルギー管理機能「Nissan Energy Share」を実証する。日中に太陽光発電の電力でEVの蓄電池に充電し、夜間などに貯めた電力を家に供給する。災害などによる停電時の緊急電源としても活用できる。

 ハウスのデザインは、木材と中の見える透明な壁から構成される。フローリングや壁に沿って点灯する青色のイルミネーションが、太陽光パネルやEV蓄電池から供給される電気の流れを示す。また、開放感のある間取りで、電気の流れに沿って各部屋を自由に行き来できる設計とした。

 このほかにも同社では、世界2万2000基超の充電ネットワークを構築するEV急速充電規格CHAdeMOに対応し、自宅や外出先でも充電できる「Nissan Energy Supply」、使用済みEV蓄電池をさまざまな用途で再利用する「Nissan Energy Storage」などのソリューションを提案している。

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