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太陽HD、韓国子会社の屋上で300kWの太陽光、全量売電

2018/11/23 12:10
工藤宗介=技術ライター
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韓国タイヨウ発電所
(出所:太陽HD)
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 太陽ホールディングスの子会社である韓国タイヨウインキ(本社・韓国京畿道安山市)は、本社建物の屋上に出力約300kWの太陽光発電所「韓国タイヨウ発電所」を設置し、10月30日から発電を開始した。日本と比べて設置・運営コストが安価な海外拠点での発電事業は初めてで、日本での発電所運営ノウハウを活用する。

 年間発電量は約40万kWhの見通し。発電した電力は電力取引所などに全量売電する。LG電子製の太陽光パネルとDASSTECH製のパワーコンディショナー(PCS)を採用した。初期投資額は約5億KRW(約5000万円)。

 韓国政府は、2017年12月に「第8次電力需給基本計画案」をまとめ、原発・石炭を縮小し、太陽光・風力を大幅に増強する計画を公表した。また、「再生可能エネルギー3020履行計画」にて電力の再エネ率を2016年の7%から2030年には20%に引き上げることを目標に、具体的な計画を公表している。

 太陽HDは、2015年に日本国内で再生可能エネルギー発電事業に参入し、2カ所の水上太陽光発電所を運営している。また、同社子会社の太陽インキ製造は4月10日、米Apple向け製品の「100%再エネ」に向けた取り組みに参加するサプライヤーとして公表された(関連記事:太陽インキ、アップル向け生産を「100%再エネ」に)。

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