日科技連の理事長でトヨタ自動車顧問・技監の佐々木眞一氏
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コマツ相談役の坂根正弘氏
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 「企業の不祥事が相次ぎ、日本が非常に大事にしてきた品質ブランドを傷つけるような問題も起きている。日本メーカーは品質ブランドに一層の磨きをかけることが重要だ。お客様価値を生み出せる品質経営を愚直に行うことが改めて大事になっている」。

 2016年11月21日、日本科学技術連盟(以下、日科技連)が開催した「クオリティフォーラム」(11月21~22日)で、日科技連の理事長でトヨタ自動車の顧問・技監である佐々木眞一氏はこう強調した。

 同フォーラムの特別講演にはコマツ相談役の坂根正弘氏が登壇。「日本メーカーは、ビジネスモデル自体は欧米企業の後追いだったが、ものづくりの現場力により成功してきた。これからはビジネスモデルで先行して現場力でも勝てば、世界で負けない」。坂根氏はこう語った。

 コマツは米国や欧州に加えて中国など新興国にも進出しており、グローバル化を進めてきた。建設機械で高い品質を実現して顧客の信頼を得て、世界的に高いシェアを獲得している。

 同社が重視する戦略はまず「ダントツ商品」の開発。ハイブリッド建機や無人運転のダンプトラックなど独創的な商品を相次いで開発してきた。

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