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saferay、別府市に27MWのメガソーラー竣工、ドイツの銀行が融資

2018/11/19 16:50
工藤宗介=技術ライター
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大分県別府市に建設したメガソーラー
(出所:saferay)
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 ドイツ系の再生可能エネルギー開発会社のsaferayは11月13日、大分県別府市で建設を進めていたメガソーラー(大規模太陽光発電所)が竣工したと発表した。太陽光パネルの出力は27MW、連系出力は20MWとなる。

 同社にとって日本で7番目となる実用規模の太陽光発電所で、その中でも最大規模になるという。

 1990年代初めに閉鎖された娯楽施設の志高ユートピア跡地を利用した。施設の残骸はすべて撤去し、森林を残して太陽光パネルを自然の地形に沿うように配置した。また、自然流水調整システム、流速抑制、貯留自然排水システムの導入などICTを駆使した造成工事を行ったという。

 一般家庭5000世帯分に相当する電力を発電し、年間約2万4000tのCO2削減効果を見込んでいる。発電した電力は固定価格買取制度(FIT)に基づき九州電力に全量を売電する。買取価格は非公表。

 大分県宇佐市に拠点を置く辻田建機と共同開発した。太陽光パネルはSuntech Power製、パワーコンディショナー(PCS)はフランスSchneider Electric製を採用した。EPC(設計・調達・施工)サービスはsaferayグループのセーフレイ・コンストラクションが担当した。

 プロジェクトファイナンスは、北ドイツ州立銀行(Norddeutsche Landesbank)シンガポール支店が幹事金融機関になった。日本国内で同社と同行がプロジェクトファイナンスを行うのは2件目。同発電の完成により国内の太陽光発電所の設置容量は合計80MWに達した。さらに、合計100MWに相当するメガソーラーを建設中という。

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