ニュース

多摩川HD、登別市で2MWのメガソーラー、追尾式も採用

改正FITへの対応や自然災害で稼働に遅れも

2018/11/16 08:32
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
印刷用ページ
追尾式も12基設置した
(出所:多摩川ホールディングス)
クリックすると拡大した画像が開きます

 多摩川ホールディングスは11月2日、北海道登別市において、出力約2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「北海道登別市メガソーラー発電所」が売電を開始したと発表した。

 登別市上登別町にある、敷地面積が7万2908m2の雑木林だった土地を活用した。林地開発許可を得て事業化した。

 同社の100%子会社であるGPエナジー6が開発・運営している。通常の地上設置型の太陽光パネルのほか、自動制御による追尾式も12基設置した。

 売電価格は40円/kWh(税抜き)で、北海道電力に売電している。初年度の年間発電量は約235万kWhを見込んでいる。

 同発電所は、2017年秋ころには、ほぼ完成していた。しかし、経済産業省による認定手続きの追加や変更、2017年秋から2018年にかけて発生した台風や地震などの自然災害の影響により、連系が遅れていた。

 経産省の認定手続きの追加や変更とは、固定価格買取制度(FIT)の改正法への移行に伴う、使用前自主検査関連の変更や、「みなし認定」制度の追加などへの対応を指す。

 例えば、みなし認定の期間中に、各種の変更届などを同時に済ませることができなかったこと、降雪期や台風などによる天候不良などの影響で使用前自主検査の実施時期が遅れたこと、行政側の事務処理の遅れなど、さまざまな要因が重なったとしている。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、京セラグループのKCCSモバイルエンジニアリング(東京都港区)が担当した。

 太陽光パネルはカナディアン・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は中国の華為技術(ファーウェイ)製を採用した。

  • 記事ランキング