ANUらが試作したペロブスカイトとSiのタンデム型太陽電池セル
(写真:Jack FOX、ANU)
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半透明のペロブスカイト太陽電池セル
(写真:Jack FOX、ANU)
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 オーストラリアの大学Australian National University(ANU)の研究者は、Siとペロブスカイトのタンデム型太陽電池を試作し、セル変換効率24.5%を達成したと発表した。これとは別に、ペロブスカイト太陽電池単体かつ半透明のセルも作製し、セル変換効率が16.6%だったとする。詳細は論文として公開した。

 今回、高い変換効率を得たのは、ペロブスカイト太陽電池セルの作製時に、電子輸送層(ETL)であるTiOx層に少量のインジウム(In)を添加したことによる。それによってETLの導電性とセルのバンド構造の両方が改善した。結果、曲線因子(FF)が向上して、従来に比べ、変換効率が1.25倍に向上したという。