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がん組織のみを光らせ乳がんの取り残しをなくす、五稜化薬

2016/11/15 13:04
近藤 寿成=スプール

 五稜化薬は、乳がんの外科手術時において、微小ながん組織の取り残しリスクを大幅に低減させることを目指した「乳がん術中迅速診断機器」を開発する。浜松ホトニクスからの資本参加を受け、同社と共同開発する。

開発中の製品をヒト乳がん切除検体へ適用した際のイメージ
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 研究用機能性蛍光プローブの製造・販売や機能性蛍光プローブによる「がんの外科手術向けナビゲーションドラッグ」の開発に取り組む五稜化薬は、乳がんの乳房部分切除術において、手術中に摘出した検体の断面部に潜む微小ながん組織を短時間で発見できる製品を現在開発中。今回の乳がん術中迅速診断機器は、浜松ホトニクスが保有する光技術を応用してがん組織のみを光らせ、その光の強さを定量化することで、がん部位をより正確に捉えることができるという。

 国立がん研究センターによれば、乳がんは女性が罹患する癌の中で最も多く、日本においては毎年約7万2000人の女性が新たに罹患している。また、乳がんの乳房部分切除術を受けた患者の約25%は、再発による再手術が必要となるとの報告(Laurence E.etal. JAMA. 2012)もあり、その理由のひとつにがん組織の取り残しの可能性が挙げられる。今回の共同開発は、乳がんの外科手術環境のさらなる安全性と正確性の向上、技術的進化が期待される。

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