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肺の換気機能をどこでも画像化、半導体チップで

2016/11/15 10:04
大下 淳一=日経デジタルヘルス
ISSCC 2017のFar East Regional Subcommittee(極東地区委員会)が選ぶハイライト論文の1つに選ばれた
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 肺の換気機能を、場所を問わずリアルタイムに3次元で画像化する――。救急医療などに役立ちそうな、そんな形のPOCT(Point of Care Testing)を可能にする半導体チップを、韓国KAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology)が開発した。2017年2月5~9日に米国サンフランシスコで開催される半導体集積回路技術に関する国際会議「International Solid-State Circuits Conference(ISSCC)2017」で詳細を発表する。

 電気インピーダンス断層撮像法(EIT:Electrical Impedance Tomography)と呼ぶ、生体内部のインピーダンス変化を画像化する手法を使う。今回、高感度で高ダイナミックレンジのEITを実現する半導体チップ(SoC)を開発。場所を問わず、肺の換気機能をリアルタイムに計測可能とした。

 KAISTはこの他、手術中の連続的な麻酔深度モニタリングを可能とする半導体チップを同学会で披露する。従来の麻酔深度モニタリングは、電気的干渉や麻酔薬に対する感度不足から、安全性や測定精度が低かったという。今回、これらの問題を克服。EEG(脳波)とNIRS(近赤外分光)の両方の計測に対応する麻酔深度モニタリング用チップを、韓国Korea University Guro Hospitalなどと協力して開発した。

 “半導体のオリンピック”と呼ばれるISSCCでは近年、医療・バイオ分野の発表が増加。今回もこれら2件のほかに、次世代DNAシーケンサー向けプロセッサー、眼内圧力モニタリング用半導体、バクテリアセンサーなどの成果が登場する。

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