ニュース

「駅ビル・エキナカ」から出る食品残渣、メタン発酵して発電

JFEエンジニアリングとJR東日本グループが共同で

2018/11/14 10:53
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
食品リサイクルプラント
(出所:Jバイオフードリサイクル)
クリックすると拡大した画像が開きます

 JFEエンジニアリンググループのJバイオフードリサイクル(横浜市)は、本社隣接地で建設を進めてきた食品リサイクルプラントが8月に完成し、11月6日から本格的に食品リサイクル・バイオガス発電事業を開始した。同日、発電式を開催した。

 JR東日本グループの駅ビルやエキナカなどから回収した日量80tの食品廃棄物を微生物により発酵させ、発生するメタンガスを燃料にガスエンジンを稼働して発電する。定格出力は1.8MW、年間発電量は約1万1000MWhを見込み、これは約3000世帯分に相当する。

 ボイラー製造およびEPC(設計・調達・施工)はJFEエンジニアリングが担当した。発電した電力の約1割を食品リサイクルプラントなど施設全体の稼働に使い、残りを固定価格買取制度(FIT)を活用してJFEエンジニアリング100%子会社の電力小売会社であるアーバンエナジー(横浜市)に売電する。売電単価は39円/kWh。

 Jバイオフードリサイクルは、JFEエンジニアリンググループとJR東日本東日本グループが2016年に共同設立した。資本金は6000万円で、出資比率はJFEエンジニアリングが10%、JFE環境が56%、東日本旅客鉄道(JR東日本)が17%、東日本環境アクセスが17%。

  • 記事ランキング