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イオンと中部電力、ポイント付与で「卒FIT」電気を囲い込み

住宅太陽光の余剰電力を「WAONポイント」に還元

2018/11/14 09:54
工藤宗介=技術ライター
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新サービスの概要
(出所:イオン、中部電力)
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 イオンと中部電力は11月12日、固定価格買取制度(FIT)が終了する太陽光発電向けに新サービスを提供することで基本合意したと発表した。中部電力が「卒FIT」家庭で発電した電力をさまざまな形で取り引きする「これからデンキ」のサービスのひとつとする。

 中部電力が「卒FIT」家庭の太陽光発電による余剰電力を調達し、イオンの各店舗に同電力を供給することで店舗運営のCO2排出量削減の施策として活用する。サービスエリアは中部エリア。2019年11月から開始する予定。

 卒FIT家庭には、電力供給量に応じてイオンから「WAONポイント」を付与する。WAONポイントは、イオンの電子マネー「WAON」に交換することで、イオングループ内外のWAON加盟店で買い物などに利用できる。同加盟店は、2018年9月末現在、全国で約41万1000カ所に達する。

 イオンは「イオン脱炭素ビジョン2050」を掲げ、その目標のひとつとして2050年までに店舗で排出するCO2などの総量ゼロを目指している。また中間目標として2030年までに2010年比で35%削減するとし、各種施策を展開している。同社によると、他事業者からの提案があれば、中部エリア以外での同様のサービス展開を検討したいという(関連記事:中部電力、FIT後の住宅太陽光の電力を購入、時空を超えて取引)(関連記事:イオン、「RE100」加盟、まず本社ビルは再エネに)。

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