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木質ペレットを貯蔵サイロに「空気」で搬送、高所作業が不要に

2018/11/09 21:19
工藤宗介=技術ライター
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ジェットキューブ
(出所:極東開発工業)
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従来の木質ペレット供給茶寮と、ジェットキューブ使用イメージ
(出所:極東開発工業)
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 特装車製造やリサイクル施設施工などを手掛ける極東開発工業は、空気を用いて木質ペレットを搬送するエア搬送ユニット「JETCUBE(ジェットキューブ)」を開発した。高所作業が不要になり作業者の負担を大幅に軽減できる。11月13日に発売する。

 バイオマス燃料に利用される木質ペレットでの輸送および貯蔵用サイトへの搬送には、従来、木質ペレットを詰めたフレキシブルコンテナバッグをクレーンでサイロ上部に運んで荷ほどき作業を行う必要があり、危険な高所作業を伴うほか、非効率な点が課題になっていた。

 今回開発したジェットキューブは、地上からサイロ上部の搬入口まで木質ペレットをエア搬送する。粉粒体搬送車で培ったエア搬送のノウハウを活用した。木質ペレット1tあたり約11分で供給可能で、作業者の負担を大幅に軽減できるという。

 ユニットサイズは一般的なパレット1枚分の大きさで、トラックのデッキに搭載しても木質ペレット配送用のフレキシブルコンテナバッグや資材を十分に積み込めるほか、定置式としても利用できる。また、既存のトラッククレーンとフレキシブルコンテナバッグをそのまま利用できる。

 ジェットキューブ本体の希望小売価格は300万円(税別)。ホース類や排気ダクト、排気ブロワー、バグフィルターなどのシステム付属品は参考価格50万円。販売目標は年間30台。

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