建設予定地
(出所:出光興産)
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 出光興産は10月29日、山口県周南市の徳山事業所内において、バイオマス発電所の事業化検討を開始したと発表した。2014年3月に停止した製油所跡地を利用し、再生可能エネルギーの拠点として生まれ変わる予定。2022年度内の営業運転開始を目指す。

 出力は50MWで、年間発電量は約10万世帯分に相当する3億6000万kWhを見込み、これはCO2削減量で年間約23~30万tに相当する。燃料使用量は年間約23万t。燃料には、輸入木質ペレットやパーム椰子殻(PKS)を使用する。

 発電した電力は固定価格買取制度(FIT)を活用して中国電力に売電する。買取価格は24円/kWh。また、一部は同社子会社の出光グリーンパワー(東京都千代田区)を通じて、再エネ電力メニューとして顧客に供給することも検討している。ボイラーメーカーおよびEPC(設計・調達・施工)事業者は非公表。

 出光興産のこれまでのバイオマス発電事業としては、高知市の土佐グリーンパワー(発電出力6.25MW、2015年4月運転開始)および福井県大野市の福井グリーンパワー(発電出力7.34MW、2016年4月運転開始)に出資している。