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欧州最大17MWの水上メガソーラー、トリナ製「両面ガラス」パネル採用

2018/11/07 12:13
工藤宗介=技術ライター
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O'MEGA 1
(出所:Trina Solar)
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 中国太陽光パネル大手トリナ・ソーラーは10月30日、フランスのヴォクリューズ県ピオランで建設を進めている、欧州最大の水上メガソーラー(大規模太陽光発電所)「O'MEGA 1」に出力17MW分の太陽光パネルを供給したと発表した。

 同発電所は、仏エネルギー規制委員会(CRE)による太陽光発電の入札公募CRE4.1のもと、仏大手再エネ発電事業者Akuo Energyが落札したもので、敷地面積は17ha超に達する。稼働を開始すれば、470世帯以上を賄える電力を生産し、CO2排出量を年間1万1100t削減できる見込み。

 Akuo Energyによると、同発電所は同社にとってフランス国内で初の水上設置太陽光発電所になる。また、事業資金は同社グループで初めて広く個人や一般銀行による融資を募ったという。

 トリナ・ソーラーは今回、PERC(裏面不動態式)方式の単結晶シリコンセル(発電素子)を使い両面ガラスタイプのパネルを4万6000枚以上供給した。セルを両面からガラスで挟み、封止することで、裏面に樹脂製バックシートを使う従来タイプに比べて長期耐久性をさらに高めた。セルを高湿度から保護することで、PID現象への対策も高まるという。フロート架台については、仏Ciel et Terre製を採用した。

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