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1MWの太陽光を自家消費、アルプス電気の工場新棟、CO2半減

2018/11/07 11:45
工藤宗介=技術ライター
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古川第二工場の完成イメージ
(出所:アルプス電気)
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 アルプス電気は11月1日、宮城県大崎市に「古川第二工場」の新棟を竣工した。省エネ設備に加え、約1MWの太陽光発電システムの導入により既存工場(古川工場)と比べて温室効果ガス排出量の50%低減が期待できるという。

 太陽光パネルは屋根上に設置した。土曜日・日曜日も休まず稼働するため、太陽光発電の電力は全て自家消費し、蓄電設備は備えない。国内メーカー製の太陽光パネルおよびパワーコンディショナー(PCS)を採用したという。

 省エネ設備としては、地中熱利用の空調システム、排熱や雨水再利用、床から2mまでの作業領域のみを空調する「成層空調システム」などを導入した。

 同工場では、車載向けモジュール、カメラ用アクチュエーター、各種スイッチなどを製造する。IoTやAIを導入することで、生産ラインの稼働率、不良率、人員出動率などのデータを分析して原価や品質の改善につなげるとともに、情報を共有して世界同一品質を目指す。

 また、外を大きく見渡せる事務スペースや庭に面した開放的な社員食堂、大崎市の自然をイメージしたデザインの休憩室など、社員が快適に働ける作業環境を構築したという。地上3階建てで延床面積は3万7000m2。11月から本格的に稼働する予定。

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